ダイヤモンドトレール 岩湧山 OSAKA

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登頂のごほうびは、
爽やかな風と奥河内の絶景。

岩湧山は、大阪府下でも指折りの自然豊かな登山道。オオナンバンギセルをはじめとした草花がいたるところで彩りを添え、春から夏にかけてはオオルリやクロツグミたちが子育てに勤しむ姿も愛でられます。和泉砂岩の互層が美しい渓谷をつくる一方、山頂付近では秋になると穂を広げたススキが辺りを黄金色に染め、風になびいて一面に波打つさまは息を飲む美しさです。

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二上山 大和葛城山 金剛山 ダイヤモンドトレール 岩脇山 槇尾山

ダイヤモンドトレールって??

奈良県香芝市の屯鶴峯から二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山を通って大阪府和泉市の槇尾山へと至る約45kmの自然歩道で、関西を代表する縦走路のひとつです。その名は金剛石(ダイヤモンド)に由来し、登山ファンやトレラン愛好者には「ダイトレ」と親しまれています。

コース案内

標高897m。眼下に大阪平野、遠くに六甲山系を眺めながら稜線を歩むコースです。
初心者~中級者、家族連れでも、自然を楽しみながら登ることができます。

岩湧山モデルコースA

一般向き

約11.5km・約3時間50分

モデルコースA

※河内長野駅?滝畑ダム間はバス本数が少ないため、事前に時刻表をご確認ください

時刻表(南海バスウェブサイトへ)

岩湧山モデルコースB

一般向き

約17.5km・約5時間25分

モデルコースB

みどころ

岩湧山の魅力は、新緑、花ススキ、そして四季折々の草花。
ダイヤモンドトレールのルートに足を伸ばして、行者杉や紀見峠に寄り道も。

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    根古峰

    根古峰の銘板がかかっていますが、山頂(三角点)はダイヤモンドトレールから少し外れた斜面を登った場所にあります。また、銘板から少し離れたところに、ダイヤモンドトレールのプレートが設置されています。

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    岩湧山頂上

    岩湧山山頂一帯は、キトラと呼ばれるススキの草原が広がり、ここで採れた良質のカヤは屋根葺き材として活用されています。付近には、ススキの根元に寄生するオオナンバンギセルなどの珍しい植物も見られ、また春から夏には、オオルリやクロツグミなどが子育てのためにやってきます。山頂から見渡せる、大阪平野から六甲山系までの大パノラマは絶景です。

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    岩湧寺

    岩湧山の中腹にあり、役小角(えんのおづぬ)の開いた古刹です。山伏たちの修験道場として栄えました。境内には本堂と三間二層の多宝塔があります。多宝塔は、内部に安置される本尊の大日如来坐像とともに国の重要文化財に指定されています。また、存在感を放つカヤの大木は河内長野市の天然記念物に指定されています。

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    行者杉

    ダイヤモンドトレールとして踏破したい!

    大阪・奈良・和歌山の3府県の境界地点にある行者杉。大きな杉の樹があり、この根元に山岳修験道の開祖として崇められている役行者を祀る祠があります。祠には、左手に経巻、右手に鉄の錫杖を持った石彫りの役行者像が祀られています。

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    紀見峠

    紀見峠は、大阪と和歌山の境に位置し、高野山へと向かう信仰の道(高野街道)の要地として役割を果たしてきました。「紀伊見峠」とも表記され、この峠から紀伊国が見渡せることが名前の由来と言われています。岩湧山あるいは金剛山へ続く道のほか、約1.5km先の紀見峠駅へつながる道にも分岐しています。ダイヤモンドトレールの道標から少し離れた場所に、銘板もかかっています。

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    越ヶ滝

    ちょっと寄り道

    根古峰と紀見峠の間、三合目と紀見峠駅をつなぐ登山道には、根古川に架かる落差約6mの越ヶ滝があります。滝の上に小屋があり、この小屋の左側に滝前へ行く階段があります

アクセス

岩湧山登山の入口・河内長野駅までは南海なんば駅から南海高野線で約33分。
紀見峠駅へはさらに約14分。

マップ

路線図

※河内長野駅?滝畑ダム間はバス本数が少ないため、事前に時刻表をご確認ください

時刻表はコチラダウンロード

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