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南海電車:なんば駅

  • 2025.06.03
  • 24

お店の人との会話も醍醐味。「ウラなんば」で楽しく飲めるおすすめ3選

B!

なんば駅の東側、メインストリートから1本入った路地裏は通称「ウラなんば」と呼ばれる魅惑のエリア。「一杯だけでも大歓迎!」と気軽に立ち寄れる、立ち飲みスタイルのお店が多いのが特徴。

早い時間から開いているお店で昼飲みを楽しんだり、自分だけの“隠れ家”を探したり、ハシゴ酒を通して多彩なグルメ体験ができたりとウラなんばの魅力と楽しみ方は無限大!宝探し気分でお気に入りのお店を探してみませんか?

小さなお店が多いウラなんばでは、お店の人とのコミュニケーションも楽しみの1つ!

そして、なんといってもお店の魅力は店主のキャラクターによるところが大きいもの。この人に会いに行きたくなる、そんな個性あふれるお店をご紹介!

目次

明るい笑顔がパワーをくれる「SAYAMI STYLE(サヤミ スタイル)」

弾けるような笑顔と楽しいトークでお客さまの心をつかんで離さないのは広島県出身のSAYAさんとAYAMIさんの同級生コンビが営む「SAYAMI STYLE」。二人と話すだけで元気が出ると、足しげく通うお客さまも。



アーチを取り入れた、やわらかな印象の外観や地元・広島県産のおしゃれなアクセントタイル、SAYAさんの赤、AYAMIさんの黄色とそれぞれのテーマカラーを取り入れた内装など、この二人だからこそ実現したおしゃれ空間はにぎやかで雑多なイメージのウラなんばとはまた違った魅力の店構え。

 

中でも印象的なのが「新しいスタイルの立ち飲みを」という思いで店内中央に配置したショーケース。中には人気のブルスケッタやキッシュがまるで宝石のように並んで、見ているだけで何だかワクワク!



本当に好きなもの、本当においしいと思うものだけを出すと決めて、食の好みが合うというお二人が試作を重ねたメニューを提供。定番のブルスケッタをはじめ、いつ訪れても絶品メニューがスタンバイ!豆鼓(とうち)を使った本格派、シビ辛がクセになる四川麻婆豆腐やブルーベリージャムを添えたレバームースも要チェックです!



豊富にそろうのがナチュールワイン。極力、人の手を加えず造られることで土地の個性や自然の恵みが感じられ、ピュアで複雑な味わいが魅力です。すてきなデザインのラベルに注目してみるのも楽しいですね!

 

また、西成区にあるクラフトビール工場「Derailleur Brew Works(ディレイラ ブリュー ワークス)」のクラフトビールもおすすめ。地元・大阪で生まれた、魅力あふれるビールをたくさんの人に知ってほしい、応援したいという気持ちで取り扱っているそう。独創的な味わいが、さらに楽しい時間にしてくれるはず。



SAYAさんとAYAMIさんの広島愛と大阪愛が気持ちよく混ざり合う、魅力あふれる新しいウラなんばの顔がきっとお気に入りに。コーヒーも提供しているので、カフェ利用もOK

 

気さくで明るいお二人やほかのお客さまとの会話に楽しく花が咲く、とっておきの時間をぜひここで。


SAYAMI STYLE

住所:大阪市中央区難波千日前5-30

営業時間:15:00~23:00(フード22:00LO、ドリンク22:30LO)

定休日:日曜、第1・3月曜 ※2025年夏頃より不定休

アクセス:なんば駅から徒歩約5分

SAYAMI STYLEのInstagram

愛され店主のこだわりメニューを楽しむ「スタンドにしき」

店内に飾られた昆布を模したタオルや店主のアクリルスタンドは常連さんからの周年記念のプレゼント。「スタンドにしき」はいつも朗らかな笑顔で迎えてくれる店主に会いに訪れる常連さんも多い人気店。



元々、祖父が昆布の加工会社をやっていたことをきっかけに昆布を軸に据えたメニューを立ち飲みスタイルに導入。「しっかり手を掛けたものを立ち飲み価格で気軽に楽しんでほしい」と手間暇かけて丁寧に引いただしをベースにした料理を提供しています。



こちらは昆布だしで煮込んだ「豚バラ塩角煮」。じっくり火を通しているので、分厚い豚バラ肉も箸で切れるほどの柔らかさ!お好みで柚子胡椒のアクセントをつけるのもおすすめです。

 

「風味豊かなだしを使うことで、味に奥行きが出ます。本当においしいものを気軽に楽しんでほしいですね」と店主。

 

お店で使っている器は、古い和食器が中心。伊万里焼や有田焼の繊細で多様な絵付けが好きだという店主が少しずつ集めたコレクションを使っています。中には人気キャラクターとコラボした絵付けのお皿もあり、こちらも常連さんからのプレゼントなのだそう。料理だけでなく、すてきなお皿にも注目してみてくださいね。



「スタンドにしき」の名物と言えば、自家製の「昆布焼酎」。焼酎に昆布⁉と思う方もいるかもしれませんが、独特の風味にハマると、「これじゃないと!」とやみつきになるのだとか。

 

店頭に出すまでに2週間以上漬けており、ほんのりとした磯の香りとまろやかな口当たりが魅力。昆布の産地別に漬けてあるので、飲み比べして風味の違いを楽しめる。特に魚介類を使ったメニューと相性がいいので定番人気の「炙り〆サバ」や「真鯛の昆布〆め」などと一緒に召し上がれ。



店主の飾らない人柄と滋味深く、こだわりが光る料理と出会いに、ぜひ足を運んでみてくださいね。


スタンドにしき

住所:大阪市中央区難波千日前6-12

営業時間:17:00~24:00(23:00LO)
定休日:木曜
アクセス:なんば駅から徒歩約4分

スタンドにしきのInstagram

さりげない気配りに思わず店主のファンになる「Oisi stand(オイシスタンド)」

「ホッと気持ちが安らぐサードプレイスとして、気軽に楽しい時間を過ごせる場所でありたい」と店主。

 

おひとりさまでも楽しく過ごしてもらえるよう様子を見て声を掛けたり、おひとりさま同士がゆるやかにつながれるようご案内するスペースに配慮したりと誰にとっても居心地のよさにつながるさりげない心遣いも人気の秘密です。



鮮魚が自慢のお店での修行経験を生かし、魚の目利きと取り扱いに自信アリの店主がぜひ食べてほしいと言うのがこの雰囲気でいただくのが意外なほど硬派な鮮魚のお造り。

 

「新しい味にも出会ってほしいし、みんなが大好きな定番のおいしさにも改めて触れてもらえたらうれしいですね。」



そのほか、提供している料理は和洋中のミックススタイルで毎日なんと50品以上!季節を感じる食材を取り入れた日替わりのメニューも多く、毎日通っても飽きが来ないほど。

 

王道の居酒屋メニューにひと工夫加えたひと皿からレストランのように洒落(しゃれ)たひと皿まで、オリジナリティあふれる多彩で懐の深いメニュー構成でお出迎え。

 

日本酒、ワイン、ハイボールに自家製のフルーツサワー…とお酒もメニューに合わせて多彩な品ぞろえ。店主は特に日本酒とワインに目がないそうなので料理に合わせておすすめを聞いてみてください。



立ち飲みとしては大箱ながら、早い時間からゴキゲンな笑顔で満席になることもしばしば。

 

チョイ飲みも、しっかり食事もしたいときもおいしい料理とスタッフや常連さんとの楽しい会話を通してOisi standで元気をチャージしてくださいね。


Oisi stand

住所:大阪市中央区難波千日前9-1 佐々木ビル2F
営業時間:17:00~23:30(23:00LO)、土・日曜、祝日15:00~23:30(23:00LO)
定休日:不定休
アクセス:なんば駅から徒歩約3分

Oisi standのInstagram

カウンター越しの会話がまた訪れる理由になる

「ウラなんば」でどこに行こうかな?と迷ったら、まずは温かく出迎えてくれるこちらの3店へ!

 

「今日は何がおすすめ?」「この料理おいしいね!」何気ない一言から会話がふくらんでとっておきの時間が過ごせるはずです。

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