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脱マンネリ!カメラ初心者が上達する3つのテクニック

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脱マンネリ!カメラ初心者が上達する3つのテクニック

お出かけの際に、欠かせないアイテムといえば「カメラ」。
最近では、本格的な一眼レフや手軽に持ち運べるミラーレスなど
カメラを所有する人が増えていますが、
なかなか思うように撮れないと悩んだ経験はありませんか?

camera×trip

今回は、「マンネリ写真」になりがちな行動の具体例を挙げ、プロカメラマンの別所隆弘さんに「カメラ初心者が上達する3つのテクニック」を教えてもらいました。

別所隆弘さん

では、さっそくアドバイスをご紹介。「脱マンネリ」を目指しましょう♪

case1

カメラの設定には様々なモードがありますが、まずは失敗しにくい「オートモード」を使っている人も多いのではないでしょうか?いつもと違う写真を撮ってみたいという人は、マニュアル設定を使って「長秒露光」という撮影に挑戦してみてください。

長秒露光

これにより、「光の動き」がカメラの中に鮮やかに残ります。実際にシャッタースピードをぐっと遅く「20秒」に設定して撮影してみたものがこちら。

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足元を走る車のテールランプがまるで光の道を作って工場地帯へ導いてくれているようなドラマチックな仕上がりに! 20秒という長い時間の露出なので手持ちでは撮れませんが、小さい三脚でもいいので固定して撮ってみてください。多少のブレさえ「表現」になりうる可能性があるのが、この長秒露光の面白さです。気をつけてほしいのは、長秒露光ではシャッターをずっと開けっ放しにするので、明るい時間帯だと取り込まれた写真は真っ白になります。太陽がしっかり落ちきったあと、人工の光が瞬く時間にチャレンジしてほしいです。

photo

まず、意識してほしいのは「構図は情報の配置である」ということ!

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よく初心者の人がやってしまいがちな、被写体を真ん中に置く「日の丸構図」はダメと言われているのですが、その理由は撮り手の意識が中央にいき過ぎて、周辺の情報の配置に対する配慮が希薄になってしまうことが多いからです。そのため、日の丸構図でも周囲まできっちり考えられている写真は全然問題ありません。ただ、いつも日の丸構図ばかり使ってしまっているから新しい構図で撮りたい人には「三分割構図」をご紹介!

photo

この場所は太平洋に面していて背後は山なので、美しく天の川を撮れます。ただ、被写体は「天の川」とあまりにも巨大。しかも必ず同じように動くので構図のバラエティを作るのが難しい!そこで三分割構図をフルに利用しました。

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配置は、灯台の光を左上の交点近く、そこから天の川を対角線的にして、右下の交点には天の川の一番濃いあたりがかかるように意識!こうすることで、全体の情報のバランスが整って、よくありがちな「天の川だけ撮りました」という写真を回避できます。

case3

風景と人物、どちらの撮影においても、初心者脱却の1番重要なポイントは「光の方向を意識する」ことです。私も小さい頃から「逆光はダメ」と言われ続けましたが、むしろプロの風景写真家は一般的に撮影に最適と考えられている順光を避け、あえて逆光を選ぶケースの方が多かったりします。

光の方向

その理由は、順光だと被写体にドラマを与える「立体感」や「光と影のコントラスト」が出づらく、「ただ写ってるだけ」の平面的な写真になりがちだからです。反対に逆光は見せたいものだけを見せ、それ以外を逆光の影の中に落とし込めます。これにより、見せたいものをシンプルに協調したり、形が美しいものをシルエットで浮かび上がらせたりできます。例えばこちら!

case3

メインの被写体である鳥居と左の岩をシルエットの中に置くことで、かえって存在感が増すような典型的な逆光写真です。また太陽の光を鳥居で遮ることによって、「光の道」も作り出しています。こうやって普通は回避しがちな逆光を使って、ひと味違うドラマチックな写真にも挑戦してみてください。

カメラを持って「南大阪~和歌山」を散策してみよう!

case3

いかがでしたか?「南大阪~和歌山」エリアには自然やグルメ、アクティビティなど難波から日帰りで気軽に行ける「写真を撮りたくなるスポット」がたくさんあります。あなたもぜひ南海電車を利用して遊びに行ってみてくださいね!

行ってみたい、やってみたいを見つけよう!

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