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南海高野線「帝塚山」駅から徒歩約12分のところにある森森舎(しんしんしゃ)。
「手作りの良さを味わってほしい」との想いから陶芸の先生がオープンしたカフェです。
店内で使用する器やコーヒーカップ、ミルクピッチャー、スプーンは、すべて併設の工房で手作りされたもの。木のぬくもりを感じるヴィンテージ風の内装も、DIYで手がけるほどのこだわりようです。
安心安全な食材選びを心がけ、オーガニックスパイスで作る「スペシャルカレーセット」(1,350円 税込)は女性に大人気。カレーは、定番の「チキン」と「やさい」、季節の野菜を用いる「日替わり」から2種類選べ、どれも辛すぎないマイルドなまろやかさが特徴です。無農薬黒米と赤米をブレンドしたライスと全粒粉のナン、無農薬野菜のサラダや和えものに加え、タンドリーチキンと豆乳のデザートまで付いています。
豆腐を使った「ベイクドチーズケーキ」(450円 税込 ※ドリンクとのセットで100円引き)は、カロリー控えめで女性に喜ばれているスイーツ。自家焙煎のコーヒー(500円 税込)との相性もばっちりです。
工房では陶芸教室が定期的に開催されていて、食器やアクセサリーなどを手作りすることもできます。
目の前を走る路面電車を眺めながら、至極の一杯を。南海高野線「帝塚山」駅から歩いて約8分、道路沿いに店を構える「コジーコーヒースポット」は、スペシャリティコーヒーの専門店。
世界の流通量が5%ほどしかない豆だけを常時15種類ほど厳選して仕入れています。少量からでも焙煎できる希少なロースターが導入されていて、常に新鮮な状態で豆を味わえるのも嬉しいポイントです。
煎りたて挽きたてのコーヒー(450円 税込)には雑味や渋みがなく、芳醇な香りとコクが漂います。いつもは砂糖やミルクを入れるけど、ここではブラックで飲む、なんて人も少なくないそう。「カフェラテ」(500円 税込)には、放牧で牛を育てる木次乳業(島根県)の低温殺菌牛乳が使われていて、ほろ苦さの中に自然のやさしい甘みがたっぷりです。
ブランチには自家製の「B.L.Tホットサンド」(800円 税込)がおすすめです。
アメリカンスタイルをベースに、世界で活躍する大阪のアーティストたちの感性が集結した店内は、もともと長屋だったとは思えない異国情緒を醸し出しています。窓から差し込む日差しが気持ち良く、日常を忘れてほっこりと寛げます。
おでかけ情報
施設名
COZY Coffee Spot(コジーコーヒースポット)
住所
大阪市阿倍野区帝塚山1-7-3
営業時間
8:00~19:00(LO 18:30)
定休日
火曜日・第3月曜日
関連リンク
阪堺電車「帝塚山三丁目」駅の目の前にある「器とカフェ あいいろ」では、SNSでも話題の沖縄の焼き物「やちむん」でランチやスイーツが提供されています。
大好きな沖縄旅行の際にやちむんに魅了された店主が3年前に始めたカフェ。30種類以上の品目を提供している週替わりの「あいいろランチ」(1500円 税抜)を目当てにたくさんのお客さまが訪れています。塩や醤油だけでなくスパイスを使うなど味付けは幅広く、ちょっとずついろいろ楽しめるのもお客さまから支持されるポイント。そして何より、やちむんの鮮やかさが料理に彩りを添え、ランチタイムをより華やかにしてくれます。
また、フランス発祥のパン、ブリオッシュを使用した、フワフワのフレンチトーストも絶品。シナモンが香る、ビターな甘みが大人っぽい「リンゴのキャラメリゼ」(900円 税抜)をはじめ、春はイチゴ、夏はバナナといった季節のフルーツを使ったフレンチトーストも登場します。
モルタルの床に白い壁というシンプルなデザインだからこそ、やちむんに盛り付けられた料理の数々がさらに映えるのかもしれません。気取らない空間に、ほっと落ち着きます。茶碗やマグカップなど沖縄から買い付けるやちむんは、お店でも購入できます。ひとつずつ柄が違うため、気に入ったものがあれば後悔しないようにゲットしておきましょう。
「手作り」「コーヒー」「器」。今回は、独自のこだわりが詰まった3つのカフェをご紹介しました。なお、帝塚山エリアには、今回の3店舗以外にも続々と「こだわりカフェ」がオープンしているのだとか。帝塚山エリア、これから要チェックです!