沿線トピック
めぐればトキメク♪ 京阪南海おむすびさんぽ
2023.10.26
弘法大師の御廟がある奥之院は、壇上伽藍とならぶ高野山の2大聖地。弘法大師御入定の地であり、御廟では現在も弘法大師が瞑想を続けていると伝えられています。
写真左から
【1】参道
一の橋から御廟まで約2kmの参道には何百年も経た老杉がそびえます。木々の間には武将から庶民まで20万基を超す墓碑が並び、高野信仰の篤さをうかがわせます。
【2】弘法大師御廟
弘法大師御入定のあと、弟子達は足元に玉川の清流が流れるこの地に廟を建てました。大師信仰の中心聖地といえる場所です。
【3】燈籠堂
孝女お照が献じた「貧女の一燈(祈親燈)」、白河上皇が献燈の「白河燈」が一千年来燃え続けているお堂。全国の信者から献ぜられた数多くの燈籠が揺らめきます。
【4】姿見の井戸
中の橋を渡ってすぐ左側にあり、井戸の中を覗き込んで自分の姿が水に映らなければ「3年以内の命である」と云われていることから「姿見の井戸」と呼ばれています。
【5】みろく石
罪の軽い人は軽く、重い人は重く感じるといわれ、祠(ほこら)の格子から手を入れて持ち上げられるようになっています。
【6】お化粧地蔵
キレイに化粧をしてあげると、美人になれるという言い伝えがあり、多くの参拝者から化粧が施されて、ちょっぴり厚化粧の愛嬌のあるお顔立ちをされています。
【7】奥之院 雪景色
白銀に覆われた奥之院。キンと澄み渡る、厳かなる静謐。まさにこの世のものとは思えないような神々しさをたたえた世界は、訪れる人々の心を捉えて離しません。<見ごろ:12月~2月>