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【参加者募集】晩秋の南河内を歩きまくる
2024.11.22
修験道の開祖、役小角が前身の雲心寺を創建したと伝えられ、その後、空海(弘法大師)によって如意輪観音坐像が刻まれ本尊とし、観心寺と改称しました。堂々たる威容を誇る金堂は、そこに祀られるご本尊の木造如意輪観音坐像とともに国宝。さらに、訶梨帝母天堂、建掛塔や仏像など多くの重要文化財もあり、見どころはつきません。また梅や桜、紅葉で彩られる花の寺でもあり、奥河内の四季折々の表情が楽しめます。
写真左から
【2】【7】国宝 観心寺金堂
室町時代の初期に建立。それまでの伝統的な建築方法から発展した「和様」に、中国式の「禅宗様」を取り入れた折衷建築です。中には国宝如意輪観音坐像が安置されています。
【3】国宝 如意輪観音坐像
如意宝珠と輪宝の功徳で衆生の苦を破り、富をもたらし、願望を叶えるとされる観音。制作は承和年間(834~848)と推定されます。毎年4月17・18日のみご開帳されます。
【4】重要文化財 弥勒菩薩坐像
観心寺の「霊宝館」に常設。薬師如来坐像、釈迦如来坐像、宝生如来坐像、そしてこの弥勒菩薩坐像を合わせて建掛塔の塔内四仏と呼ばれます。
【5】【6】重要文化財 観心寺 恩賜講堂
昭和3年(1928)に京都御所で行われた昭和天皇の即位の大礼に使われた大饗宴場の一部を昭和5年(1930)に観心寺に移築した建物です。日本の伝統的な文様が描かれた二重折上格天井と西洋風のシャンデリアなど、和洋折衷の装飾が建物内を華やかに彩っています。
【8】観心寺の紅葉
空海(弘法大師)とゆかりの深い観心寺は、紅葉の名所としても人気。11月上旬から約1ヶ月の間、境内は色付いたモミジやイチョウなどの紅葉に彩られます。
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