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紀州東照宮とは?見どころやアクセス情報まとめ

紀州東照宮とは?見どころやアクセス情報まとめ

  • 2022.10.24
  • 2

紀州東照宮とは?見どころやアクセス情報まとめ

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絢爛豪華な社殿で有名な「紀州東照宮」。朱塗の楼門をはじめ、拝殿、本殿などの7棟が国の重要文化財に指定されている江戸時代初期の代表的な神社です。本記事では、そんな紀州東照宮の見どころや祈祷、アクセスの情報をまとめました。

紀州東照宮とは

和歌山市の和歌浦にある紀州東照宮が創建されたのは元和7年(1621年)のこと。徳川家康の第10子・頼宣が父の家康を祀るために建立しました。ご祭神として、徳川家康公と徳川頼宣公が祀られています。

 

古くより「権現さん」の愛称で親しまれている紀州東照宮は、国の重要文化財に指定。今も煌びやかな存在感を放っています。

紀州東照宮の見どころ

そんな紀州東照宮の見どころは、たくさんあります。

 

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まず、絢爛豪華な社殿。社殿内には日光東照宮と同様、左甚五郎作の緋鯉真鯉の彫刻や狩野探幽の襖絵があります。これらは紀州東照宮の中でも特に必見です。

 

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なお、紀州東照宮では、本殿・拝殿の周囲にある彫刻や壁画について、神職の方や巫女さんに案内してもらいながら拝観することも可能。

 

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そして、108段の「侍坂(さむらいざか)」を登ったところに現れる朱塗りの楼門も見どころのひとつ。この朱塗りの楼門をはじめ、拝殿、本殿などの7棟が国の重要文化財に指定されています。いずれも桃山時代の遺風を受け継ぐ江戸初期の代表的な建造物です。

 

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ちなみに毎年5月に「和歌祭」が催され、御輿をかついだ男衆が煩悩の数と同じ108段の「侍坂」を勇壮に練り下ります。勇ましく駆け下りる光景は、まさに圧巻! 渡御行列は江戸時代にタイムスリップしたかのような時代衣裳に身を包んだ人々が口伝で受け継がれた伝統芸能を披露!

 

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また、見どころとして覚えておきたいのが“落ちない木”とも呼ばれる「楓(ふう)の木」です。楓の木の特徴は、新しい葉が出るまで古い葉が残っていること。春になれば青々とした新しい葉に覆われますが、古い葉が落ちないことから「縁起が良い」とされ、ご利益にあやかろうと多くの受験生から人気を集めています。

 

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紀州東照宮の祈祷

そんな紀州東照宮では、19種類以上もの御祈祷が受けられます。その内容は、家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除祈願、病気平癒、合格祈願、安産祈願、初宮詣、七五三詣など、さまざまです。

 

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御祈祷は9:00~16:00の間、社務所または東照宮会館で受け付けています。

紀州東照宮へのアクセス

住所:和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-20

参拝料:大人300円、小中高生100円

 

電車でのアクセス(おでかけは電車がおすすめ!)

南海本線「和歌山市」駅からバス「新和歌浦」行きで25分「権現前」下車、徒歩すぐ

 

車でのアクセス

和歌山インター出口より和歌山方面へ直進約5km。県庁前交差点(和歌山城が右手に見える)を左折し、国道42号を南へ約3km進み、和歌浦口交差点(三差路)を右折し、約50m。

 

海南インター出口より和歌山方面へ国道42号を約5km進み、紀三井寺交差点を左折し、直進約2km。和歌浦交差点(三差路)を左折し、直進約1km。

 

駐車場:あり 

徳川家の栄華を感じる紀州東照宮に参拝しよう!

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絢爛豪華な紀州東照宮では、徳川家の栄華を肌で感じ取ることができるでしょう。108段の「侍坂」の一番上から望む和歌の浦の景色も絶景です。和歌山を訪れた際は、ぜひ紀州東照宮に足を運んでみてください。

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