住吉大社の見どころ紹介!本殿や境内をめぐろう
大阪の住吉大社には毎年多くの人が厄除の御祈祷に訪れます。ただ、正月三が日の参拝者数が約230万人にのぼる有名な神社のため、時期によっては大混雑していることも。本記事では、住吉大社の御祈祷について、料金や受付場所・時間、服装をご紹介します。
「せっかく厄除の御祈祷に行くのなら、ご利益のある神社にお願いしたい!」。そう考える人には、大阪市住吉区にある住吉大社がおすすめです。住吉大社は、全国に約2,300社ある住吉神社の総本社。1800年以上の歴史を誇り、江戸時代の文化7(1810)年に造営された本殿は国宝に指定されています。まさに由緒正しい神社なのです。
そんな住吉大社では、厄除や安産・初宮詣などさまざまな種類の御祈祷が受けられます。御祈祷に訪れる前に、予約が必要なのかどうかや、受付時間や祈祷時期、料金や服装などを確認しておきましょう。
まず、住吉大社で御祈祷を受けるのに予約は必要ありません。思い立った日に足を運べるのは嬉しいですね。
御祈祷を受ける当日御祈祷受付で申込用紙を受け取り、必要事項を記載しましょう。記入した申込用紙を渡して料金を支払えば、後は順番を待つだけです。
なお、御祈祷受付は本殿第三本宮に向かって左側にあります。
受付時間は、毎日9時~16時。早朝や夜間は御祈祷の受付はしていませんので、注意しましょう。
住吉大社の厄除の御祈祷では、神職によるお祓いと祝詞の奏上後、おしるしをいただけます。授かるのは「厄除の御神札と御守」。御神札を自宅や職場に祀ったり、御守を身に着けてください。
なお、厄除の御祈祷料金は一人5,000円です。ちなみに、令和5年の男性と女性の厄年はこのようになっています。
・男性
前厄:24歳(平成12年生)・41歳(昭和58年生)・60歳(昭和39年生)
本厄:25歳(平成11年生)・42歳(昭和57年生)・61歳(昭和38年生)
後厄:26歳(平成10年生)・43歳(昭和56年生)・62歳(昭和37年生)
・女性
前厄:18歳(平成18年生)・32歳(平成4年生)・36歳(昭和63年生)・60歳(昭和39年生)
本厄:19歳(平成17年生)・33歳(平成3年生)・37歳(昭和62年生)・61歳(昭和38年生)
後厄:20歳(平成16年生)・34歳(平成2年生)・38歳(昭和61年生)・62歳(昭和37年生)
また、令和6年の厄年は下記の通りです。
・男性
前厄:24歳(平成13年生)・41歳(昭和59年生)・60歳(昭和40年生)
本厄:25歳(平成12年生)・42歳(昭和58年生)・61歳(昭和39年生)
後厄:26歳(平成11年生)・43歳(昭和57年生)・62歳(昭和38年生)
・女性
前厄:18歳(平成19年生)・32歳(平成5年生)・36歳(昭和64年生)・60歳(昭和40年生)
本厄:19歳(平成18年生)・33歳(平成4年生)・37歳(昭和63年生)・61歳(昭和39年生)
後厄:20歳(平成17年生)・34歳(平成3年生)・38歳(昭和62年生)・62歳(昭和38年生)
また住吉大社では、交通安全の御祈祷も受けられます。神前で交通安全の御祈祷いただいた後、「御車祓所」で車をお祓いします。「御車祓所」には、境内北側より車で入りましょう。交通安全の御祈祷の料金は7,000円です。
住吉大社は、正月三が日の参拝者数が約230万人に上る人気の高い神社であるため、時期によっては大混雑しています。特に1月から2月にかけて、厄除の御祈祷の申し込みが集中。中でも初詣期間の人出は凄まじいので、避けたほうが無難でしょう。
ゆっくりと落ち着いた気持ちで厄除の御祈祷を受けたいのであれば、気温も暖かくなる3月以降の参拝がおすすめです。
最後に、御祈祷を受ける際の服装についてチェックしておきましょう。住吉大社の御祈祷では、服装に関する規定はありません。
とはいえ、御祈祷は神聖な儀式です。スーツや、それに準ずるフォーマルな服装が望ましいといえるでしょう。
住吉大社で御祈祷を受ければ、1年を安心して過ごすことができるはず。何か不安なことがあったり、気分を一新したりしたいのであれば、住吉大社で御祈祷をお願いしてみましょう。