住吉大社でもらえる代表的なお守りまとめ
住吉神社の総本社の住吉大社は、大阪随一のパワースポットとして全国的に有名な神社です。訪れる参拝客は後を絶たず、正月3が日の参拝者数は約230万人に上ります。本記事では、住吉大社でいただけるご利益について見ていきましょう。
住吉大社は、全国に約2,300社ある住吉神社の総本社です。1800年以上の歴史を誇ると伝えられています。
「住吉造」と呼ばれる本殿は、神社建築史において最も古い様式のひとつ。現存の本殿は1810年に造営されたものですが、四本宮すべての本殿が国宝に指定されています。参拝すれば、住吉大社特有の神聖な空気を感じ取ることができるでしょう。
厳かな雰囲気が漂う住吉大社ですが、地元大阪では「すみよっさん」という愛称で長く親しまれている身近な存在。家内安全や商売繁盛、縁結びなどのご利益があると古くから愛されています。近年では、パワースポットとして注目を集め、遠方からも多くの参拝客が足を運んでいます。
住吉大社で心願成就のご利益をいただけるといわれているのが、末社「大歳社」にある「おもかる石」です。「おもかる石」とは、両手で抱えるほどの大きさの霊石です。
参拝後、3つある「おもかる石」の中から1つを選んで持ち上げ、重さを確認しましょう。次に、同じ「おもかる石」に手を添えて願い事を唱え、再び持ち上げてください。2回目に持ち上げた方が軽く感じれば、その願いは叶うとされています。
もし、重く感じられたとしても、願いが叶わないというわけではありません。「今は時期でではない」ということ。努力を怠らなければ、住吉大社のご利益にも助けられて、心願成就につながるかもしれません。
なお、「おもかる石」のある末社「大歳社」は本社境内から南東へ徒歩2分ほど。石舞台のある南門からが近道です。
そして、住吉大社のパワースポットの中でも人気が高いのが「五大力(ごだいりき)」の石探し。第一本宮の南に位置する「五所御前」の小石を拾ってお守りにすれば、願いが叶うといわれています。
拾うのは、「五」「大」「力」と墨書きされた3つの小石。「五所御前」の杉の根元に敷き詰められた小石の中に、それらは紛れています。「五」「大」「力」を三個一組で探し出し、専用の袋に入れてお守りにしましょう。すると、体力・智力・財力・福力・寿力(寿命力)の5つの運力が授けられ、心願成就のご利益をいただけます。
願い事が叶ったら、別の小石に感謝の気持ちを込めて「五」「大」「力」と書き、五所御前で拾ってお守りにしていた小石と一緒に倍にして返しましょう。
また、住吉大社の鳥居をくぐり、真っ先に目に入る「反橋」もパワースポットのひとつ。別名「太鼓橋」と呼ばれ、住吉大社の象徴としてご存知の方も多いことでしょう。石造りの橋脚は、慶長年間に豊臣秀吉の妻・淀君が奉納したものと伝えられています。
そんな「反橋」の特徴は、その傾斜。最大傾斜は約48度と、橋の反対側が全く見えないほどの傾きです。「渡るだけでお祓いになる」といわれていますので、足元に注意してゆっくりと渡りましょう。
ちなみに、20時までライトアップされ、関西夜景100選にも選ばれたことも。夜の反橋も一見の価値ありです。
住吉大社のパワースポットは、他にもたくさんあります。
・なでうさぎ
第四本宮前にある「なでうさぎ」の体を撫でれば、無病息災のご利益があるとされています。
・初辰まいり
住吉大社で「初辰まいり」をすれば、商売発達・家内安全のご利益をいただけるといわれています。初辰とは、毎月最初の辰の日のこと。初辰の日に種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の4つの末社を参拝し続けて「招福猫(しょうふくねこ)」を集めれば、大願が成就すると信仰されています。
・侍者社
住吉大社の末社・侍者社は、縁結びのご利益があるとされています。祀られているのは、初代の神主とその姫神。神と人を結ぶ「仲執り持ち」の役目を担ったことから、縁結びの神として広く知れ渡るようになりました。
歴史深い住吉大社は、全国屈指のパワースポットと言っても過言ではありません。全国から参拝客が訪れるのは、ご利益があるからではないでしょうか。叶えたい願いがあるのなら、住吉大社へお参りに出かけてみませんか?
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