厄払いとは?時期や金額・服装に決まりはある?
調子を崩しやすいといわれる「厄年」。どのように過ごせば良いのでしょうか?本記事では、2024年~2026年に前厄・本厄・後厄を迎える年齢を女性と男性に分けてまとめました。また、厄払いできる南海沿線の寺社もご紹介します。
厄年とは、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい人生の転換期のこと。日本では古来より、そんな人生の節目を「厄年」として忌み慎んできました。
一生の間で、何らかの変化に遭う恐れの多い年齢が厄年に当たり、医学の発達した現代においてもすべてにおいて慎まねばならないと人々の意識に深く根付いています。
なお、時代によって多少の差はあるものの、厄年とする年齢は一般には数え年で男性は25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳、61歳です。
厄年の年齢は「本厄」と呼ばれますが、その前年を「前厄」、後年を「後厄」といい、前厄から後厄までの3年にわたって気を付けて過ごすべきといわれています。
なお、男性の42歳の本厄と女性の33歳の本厄は「大厄(たいやく)」と呼ばれ、特に注意が必要とされています。
ここからは、2024年~2026年に前厄・本厄・後厄を迎える年齢を女性と男性に分けてご紹介します。
・前厄:18歳 2007年(平成19年)生まれ 干支:いのしし年
・本厄:19歳 2006年(平成18年)生まれ 干支:いぬ年
・後厄:20歳 2005年(平成17年)生まれ 干支:とり年
・前厄:32歳 1993年(平成5年)生まれ 干支:とり年
・本厄:33歳 1992年(平成4年)生まれ 干支:さる年
・後厄:34歳 1991年(平成3年)生まれ 干支:ひつじ年
・前厄:36歳 1989年(昭和64年・平成元年)生まれ 干支:へび年
・本厄:37歳 1988年(昭和63年)生まれ 干支:たつ年
・後厄:38歳 1987年(昭和62年)生まれ 干支:うさぎ年
・前厄:60歳 1965年(昭和40年)生まれ 干支:へび年
・本厄:61歳 1964年(昭和39年)生まれ 干支:たつ年
・後厄:62歳 1963年(昭和38年)生まれ 干支:うさぎ年
・前厄:18歳 2008年(平成20年)生まれ 干支:ねずみ年
・本厄:19歳 2007年(平成19年)生まれ 干支:いのしし年
・後厄:20歳 2006年(平成18年)生まれ 干支:いぬ年
・前厄:32歳 1994年(平成6年)生まれ 干支:いぬ年
・本厄:33歳 1993年(平成5年)生まれ 干支:とり年
・後厄:34歳 1992年(平成4年)生まれ 干支:さる年
・前厄:36歳 1990年(平成2年)生まれ 干支:うま年
・本厄:37歳 1989年(昭和64年・平成元年)生まれ 干支:へび年
・後厄:38歳 1988年(昭和63年)生まれ 干支:たつ年
・前厄:60歳 1966年(昭和41年)生まれ 干支:うま年
・本厄:61歳 1965年(昭和40年)生まれ 干支:へび年
・後厄:62歳 1964年(昭和39年)生まれ 干支:たつ年
・前厄:18歳 2009年(平成21年)生まれ 干支:うし年
・本厄:19歳 2008年(平成20年)生まれ 干支:ねずみ年
・後厄:20歳 2007年(平成19年)生まれ 干支:いのしし年
・前厄:32歳 1995年(平成7年)生まれ 干支:いのしし年
・本厄:33歳 1994年(平成6年)生まれ 干支:いぬ年
・後厄:34歳 1993年(平成5年)生まれ 干支:とり年
・前厄:36歳 1991年(平成3年)生まれ 干支:ひつじ年
・本厄:37歳 1990年(平成2年)生まれ 干支:うま年
・後厄:38歳 1989年(昭和64年・平成元年)生まれ 干支:へび年
・前厄:60歳 1967年(昭和42年)生まれ 干支:ひつじ年
・本厄:61歳 1966年(昭和41年)生まれ 干支:うま年
・後厄:62歳 1965年(昭和40年)生まれ 干支:へび年
・前厄:24歳 2001年(平成13年)生まれ 干支:へび年
・本厄:25歳 2000年(平成12年)生まれ 干支:たつ年
・後厄:26歳 1999年(平成11年)生まれ 干支:うさぎ年
・前厄:41歳 1984年(昭和59年)生まれ 干支:ねずみ年
・本厄:42歳 1983年(昭和58年)生まれ 干支:いのしし年
・後厄:43歳 1982年(昭和57年)生まれ 干支:いぬ年
・前厄:60歳 1965年(昭和40年)生まれ 干支:へび年
・本厄:61歳 1964年(昭和39年)生まれ 干支:たつ年
・後厄:62歳 1963年(昭和38年)生まれ 干支:うさぎ年
・前厄:24歳 2002年(平成14年)生まれ 干支:うま年
・本厄:25歳 2001年(平成13年)生まれ 干支:へび年
・後厄:26歳 2000年(平成12年)生まれ 干支:たつ年
・前厄:41歳 1985年(昭和60年)生まれ 干支:うし年
・本厄:42歳 1984年(昭和59年)生まれ 干支:ねずみ年
・後厄:43歳 1983年(昭和58年)生まれ 干支:いのしし年
・前厄:60歳 1966年(昭和41年)生まれ 干支:うま年
・本厄:61歳 1965年(昭和40年)生まれ 干支:へび年
・後厄:62歳 1964年(昭和39年)生まれ 干支:たつ年
・前厄:24歳 2003年(平成15年)生まれ 干支:ひつじ年
・本厄:25歳 2002年(平成14年)生まれ 干支:うま年
・後厄:26歳 2001年(平成13年)生まれ 干支:へび年
・前厄:41歳 1986年(昭和61年)生まれ 干支:とら年
・本厄:42歳 1985年(昭和60年)生まれ 干支:うし年
・後厄:43歳 1984年(昭和59年)生まれ 干支:ねずみ年
・前厄:60歳 1967年(昭和42年)生まれ 干支:ひつじ年
・本厄:61歳 1966年(昭和41年)生まれ 干支:うま年
・後厄:62歳 1965年(昭和40年)生まれ 干支:へび年
厄年の過ごし方としては、結婚や引越し、転職、起業といった「人生の転機」になるような大きな行動は避けたほうが良いとされています。
ただ、ネガティブに考え込みすぎるとマイナスな要素を招き、かえって物事や人間関係がうまくいかなくなってしまうかもしれません。
「厄年だからこそ、いつも以上に身の回りのことに気をつけよう」と、慎重かつ丁寧に暮らすことに気を配ると良いのではないでしょうか。
厄払いとは、厄災をもたらす罪や穢れを祓うためにお祓いを受けたり身を清めたりすること。日本各地の神社やお寺では、厄年の人に向けて「厄払い」や「厄除け」の祈祷をしているところが多々あります。
厄年の年齢を迎えた人は、その年の元旦から節分までの間に厄払いや厄除けの祈祷をしてもらうのが良いといわれています。
厄払いや厄除けの祈祷を受ければ、さっぱりとした気分で新年を迎え、毎日を心地良く過ごすことができるかもしれません。
最後に、南海沿線で参拝できる厄払いにおススメの神社をご紹介します。
全国に約2,300社ある住吉神社の総本社。地元大阪では“すみよっさん”と呼ばれ、古くから愛されている神社です。年初には230万人以上の参詣者が訪れることで全国的にも有名。
厄除けの御祈祷料金は一人5,000円です。1月から2月にかけて厄除けの申し込みが集中し、中でも初詣期間の人出は凄まじいので、避けたほうが無難でしょう。ゆっくりと落ち着いた気持ちで厄除けの御祈祷を受けたいのであれば、気温も暖かくなる3月以降の参拝がおすすめです。
DATA:
営業時間:9:00~17:00(御守授与所)
TEL:06-6672-0753
住所:大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
アクセス:南海本線「住吉大社」駅から徒歩約3分
高野線「住吉東」駅から徒歩約5分
阪堺電車阪堺線 「住吉鳥居前」電停から徒歩すぐ
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摂津(せっつ)、河内(かわち)、和泉(いずみ)の3国の境に位置することから、“方位のない清地”と伝えられている神社。方位の災いから身を守る「方災除け」の神として崇められています。厄除けの祈祷料は5,000円・10,000円です。
DATA:
営業時間:9:00~16:00(ご祈祷受付時間)
住所:大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町2-2-1
アクセス:高野線「堺東」駅から徒歩約5分
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大和の時代、欽明天皇の頃に創建されたと伝わる由緒ある神社。社殿は府下屈指の大きさを誇っています。こちらでは、埴輪を模したかわいい入れ物に入った「埴輪みくじ」(初穂料1,000円)を引くことができます。また、毎年旧暦8月15日の仲秋の名月にかけて行われる「月見祭」が有名で、大迫力の「ふとん太鼓奉納行事」は一見の価値あり。厄除祈願の祈祷料は5,000円です。
DATA:
営業時間:9:00~16:30
TEL:072-252-1089
住所:大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町5-706
アクセス:高野線「百舌鳥八幡」駅から徒歩約10分
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今回は厄年について、2024年~2026年に前厄・本厄・後厄を迎える年齢を女性と男性に分けてご紹介しました。必要以上に恐れることはありませんが、いつも以上に身の回りのことに気をつけるのが、厄年の過ごし方のコツといえます。もし心配事があるなら、神社やお寺で厄払いや厄除けの祈祷を受けるようにしてみてください。