堺・大浜公園の注目スポット10選!夜市やアクセス情報まで解説
「小島屋」は、「けし餅」の名店として知られる堺の和菓子店です。今回は、けし餅のおいしい食べ方やその他の和菓子、アクセスについてまとめました。ぜひお出かけの参考にしてみてください。
「小島屋」は、江戸時代の延宝年間に創業した老舗和菓子店です。創業以来、けし餅一筋で昔ながらの製法を守り、磨き続けてきた味が自慢。本店の他にも、髙島屋堺店・泉北店などに販売店があり、堺市内を中心に広く親しまれています。
室町時代にインドから伝来したといわれているけしの実。江戸時代初期になると、大阪や堺、和歌山の周辺で盛んに栽培されるようになりました。このけしの実を、こしあんの入ったお餅にまぶしたものが「けし餅」です。
小島屋のけし餅は、江戸時代の延宝年間に作られるようになって以来、多くの菓子博覧会でたくさんの賞を受賞してきた伝統と歴史ある一品です。
けし餅の食べごろは、製造の当日と翌日です。そのあとは日が経つごとに、お餅が少しずつ固くなってしまいます。
お餅が固くなってきたら、オーブントースターなどで2~3分ほど焼くのがおすすめ。けしの実が少しこげる程度に焼くと、皮が柔らかくなり風味がとてもよくなります。
お餅が急激に固くなってしまうので、冷蔵庫で保存しないようにしましょう。
こしあんを求肥(ぎゅうひ)で包み、さらに生クリームたっぷりのロールケーキで巻いたのが「けし餅ロール」です。
和菓子のけし餅と、洋菓子のロールケーキが出会った新しいタイプのお菓子。ロールケーキの外側にもけしの実をふんだんにまぶすことで、けし餅ならではのプチプチとした食感を再現しています。
しっとりしたスポンジと上品な甘さの生クリームも特徴で、こしあんやけしの実の香りと一緒に食感を引き立てます。コーヒーや紅茶、日本茶にもマッチする、飽きのこない一品です。
住所:大阪府堺市堺区宿院町東1-1-23
営業時間:8:30~18:00
電車でのアクセス(おでかけは電車がおすすめ!):
南海本線「堺」駅から徒歩約7分
阪堺線「宿院」電停から徒歩約1分
車でのアクセス:
阪神高速15号堺線「堺出入口」から約3分
阪神高速5号湾岸線「大浜出入口」から約3分
駐車場情報:
約8台
今回は、堺の老舗和菓子店である小島屋についてご紹介しました。堺観光の合間に、皆さんも小島屋に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?