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堺・大浜公園の注目スポット10選!夜市やアクセス情報まで解説

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堺・大浜公園の注目スポット10選!夜市やアクセス情報まで解説

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「大浜公園」は、堺市にある最古の市営公園です。7月開催の「堺大魚夜市」が有名で、多くの人が訪れます。本記事では、そんな大浜公園の注目スポット10選をご紹介。アクセス情報もまとめましたので、参考にしてください。

大浜公園とは

大浜公園とは、明治12年(1879年)に開園した、堺市営で最も古い公園です。明治36年(1903年)に大阪で開催された「第5回内国勧業博覧会」の会場にもなりました。

 

当時は、世界に誇る“東洋一の水族館”といわれた「堺水族館」や公会堂、潮湯、海水浴場などがあり、関西有数のレジャー地として賑わったものの、その姿はもうありません。現在は野球場やプール、体育館や相撲場などがあり、スポーツ・レクリエーションの場として利用されています。

 

また、大浜公園といえば、7月開催の「堺大魚夜市」が有名。毎年、活気の良いせりや鮮魚の即売などが行われます。

大浜公園の注目スポット

旧堺燈台(きゅうさかいとうだい)

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旧堺燈台は、南海線「堺駅」の西約1kmのところにある堺旧港の突端に建っています。

 

明治10年(1877年)に建築され、現地に現存する木造洋式燈台としては日本最古のひとつ。昭和47年(1972年)には、国の史跡に指定されました。

 

壁画「浪漫やさかい~時代を越えて通じるロマン~」

壁画「浪漫やさかい~時代を越えて通じるロマン~」は、平成25年(2013年)7月に設置されました。幅155m、高さ11mに及ぶ、日本最大級の壁画です。対岸に位置する旧堺燈台付近に説明板があり、そこから一望できます。

 

南蛮貿易で栄えた堺や当時の日本の港に寄港した外国の帆船のほか、乗組員の上陸の様子がモチーフとして描かれ、堺の歴史ロマンを堪能できます。壁画に思いを馳せて「黄金の日日・堺」の時代にタイムトリップしましょう。

 

樺太犬慰霊像(からふとけんいれいぞう)

「樺太犬慰霊像」は、映画「南極物語」の主人公となった「タロ」や「ジロ」らの霊を慰める像です。「タロ」や「ジロ」ら南極観測第一次越冬隊に参加した樺太犬15頭は悪天候のため帰国できず、そのまま残されましたが、その後に奇跡の生還を果たしました。

 

堺市在住の彫刻家、故岩田千虎氏により彫刻され、昭和33年(1958年)に市に寄贈されましたが、現在の像は市内の彫刻家、故白石正義氏監修のもと、岡村哲伸氏により昭和62年(1987年)に復元制作されたものです。

 

大浜公園相撲場

「大浜公園相撲場」は、学生相撲の発祥の地として古くから知られています。いくつもの好勝負が生まれ、名選手を歴史に刻んできました。相撲の大会や練習に利用できます。

 

猿飼育舎

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「猿飼育舎」の始まりは、明治36年(1903年)の「第5回内国勧業博覧会」の際に開設された「堺水族館」の関連施設として、昭和12年(2009年)に設置された「猿島」でした。

 

時が経ち、老朽化した猿島は、猿の飼育環境の改善と健康維持のため、撤去されることに。現在の猿飼育舎は、平成21年(2009年)6月に整備されました。

 

大浜公園プール

「大浜公園プール」は、夏には家族連れで賑わう市営プール。25メートルプール2面と幼児用プール1面、変形プール1面があります。

 

7月から8月にかけて営業していますが、営業期間は変更されることがあるため、注意しましょう。

 

蘇鉄山(そてつやま)

明治12年(1879年)に大浜公園が開園された際、展望の良い築山として整備されたのが「蘇鉄山」です。平成12年(2000年)4月には、一等三角点が設置されている山の中で日本一低い山であることが、国土地理院により正式に認められました。

 

登頂すると、南海線「堺駅」南口すぐの神明神社で登山認定証がもらえます。

 

南砲台場跡(花菖蒲園)(みなみほうだいばあと はなしょうぶえん)

江戸時代の末期、外交を求める外国船への湾岸防備のため、全国各地に大砲を備えた土塁が設けられましたが、「南砲台場跡(花菖蒲園)」もそのひとつです。当時の石垣が比較的残る貴重な跡地で、幕末の緊迫した世情を今に伝えています。

 

大浜公園の北東部分にあたり、その南外濠は花菖蒲園として整備されています。

 

龍女神像(りゅうじょしんぞう)

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明治36年(1903年)に開催された「第5回内国勧業博覧会」の際、堺会場となった大浜公園の水族館前に設置された「龍女神像」。「乙姫さん」の愛称で親しまれていましたが、昭和49年(1974年)に水族館とともに撤去されてしまいました。

 

しかし、平成11年(1999年)の市制110周年記念事業の一環で、旧堺港の北側の北波止緑地内に復元設置。堺市は、この像を平和と繁栄の象徴とし、平成12年(2000年)に開催された「ワッショイ2000世界民族芸能祭」7月の開会式でお披露目したのです。

 

高さ10mの青銅製の像は、台座を合わせると全高26mにも上ります。夜になるとライトアップされ、輝く姿は幻想的です。

 

堺大魚夜市(さかいおおうおよいち)

「堺大魚夜市」とは、大浜公園で毎年7月末に行われる魚市です。起源は鎌倉時代といわれ、約700年の歴史を誇る堺の夏の風物詩的行事となっています。

 

最大の見どころは、夜に行われる豪快な魚せり。威勢の良い掛け声とともに賑やかに繰り広げられます。

 

その他、夜店や企業のPRブースなども多数出展。地域住民に愛される、堺に密着した由緒ある夏祭りです。

大浜公園へのアクセス

電車でのアクセス(おでかけは電車がおすすめ!):

南海本線「堺」駅から徒歩約10分

 

車でのアクセス:

阪神高速堺線「堺出口」から約5分

阪神高速湾岸線「大浜出口」すぐ

 

駐車場情報:

大浜公園駐車場(普通車265台、バス・マイクロバス3台)

大浜公園野球場(普通車70台)

普通車2時間まで200円、以降1時間毎100円料金加算、1日最大600円

最古の市営公園、大浜公園で堺の歴史を味わおう!

今回は、大浜公園についてご紹介しました。最古の堺市営公園であるため、堺市の歴史を思う存分、味わうことができます。注目スポットが豊富にあるため、季節を問わず、楽しむことができるのも大浜公園の魅力。ぜひ、足を運んでみてください。

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