【新世界】大阪を満喫！写真映えを楽しむ新世界さんぽ

・もっと楽しい「通天閣」へ！「Dive&Walk」で見えてくる、忘れられない大阪の絶景

・鮮やかなビジュアルにそそられる！「僕のバインミー」のカラフルサンド

・新世界で食べ歩き！写真に撮りたくなるおすすめ3選

・カメラを片手に、あなただけの新世界を見つけに行こう！

数ある大阪のシンボルの中でも、特に愛着を持って府内外を問わず大切にされてきた・通天閣。「この景色を楽しむだけでなく、とっておきの楽しい体験を持って帰って欲しい！」という想いを形にしたのが、2022年にスタートした体験型アトラクション「TOWER SLIDER」です。

通天閣のエレベーター棟の外周部分に後付けで設置されたスライダーを勢いよく滑り降りるという、想像もしなかった「まさか！」のアトラクションに、訪れるお客さまは大熱狂！これを目当てに通天閣を訪れるお客さまも多く、 1日の体験客数が600〜800人に達する人気コンテンツに！

「TOWER SLIDER」に続いて、2024年に2つめの体験型アトラクションとして登場したのが「Dive＆Walk」。

ハーネスを装着し、地上約26mにある中間展望台屋上の外周部で簡単なアスレチックと散歩が楽しめる「Walk」と、さらに上の地上約40mに位置するタワー中間部から約14m下の中間展望台まで飛ぶ「Dive」の2本柱で構成されています。

高いところが苦手な人でも比較的笑顔で楽しめる「Walk」に対して、一般的なビルの2〜3階相当を下に向かってジャンプする「Dive」のスリリングさといったら…たまりません！

どちらもしっかりとインストラクターの説明を受けた後、アトラクションがスタート。装着するヘルメットは、通天閣オリジナルデザインのたこ焼き柄なのも大阪ならではです。

スタートから終了までの様子は塔の各所に設置されたカメラによって撮影されていて、体験終了後には無料で動画を受け取れます。大阪の絶景を楽しむ様子を、SNSで共有するのもおすすめです。ぜひ「Dive＆Walk」に挑戦してみてくださいね！

通天閣から西に向かって歩いてわずか約30秒。ゲストハウス「THE PAX HOSTEL」に併設されているのが「僕のバインミー」です。

バインミーとは、フランスパンにたっぷりの具材を挟み込んだベトナム発祥のサンドイッチのこと。オーナーのアチャコさんが、旅先のベトナムで食べたバインミーの味に感動し、「まち歩きが楽しい新世界でこそ、片手でも食べられるバインミーを食べてほしい」と思いついたのがその始まりだそう。

バゲットはビーツを練り込んだピンクの生地を使い、口当たりも柔らか。「自家製ローストチキンのバインミー」は中国で定番のスパイス・五香粉（ごこうふん）を効かせて、そこに酸味をまろやかにしたなますとチリマヨソースで仕上げ。日本人ならではのアイデアをプラスした“ネオ・バインミー”とでも言うべき味わいが大好評！独創的＆カラフルなビジュアルに、思わず写真を撮りたくなるはず。

「自家製ローストチキンのバインミー」のほか、「レモングラスとポークのバインミー」と「クリームチーズと卵のバインミー」の全3種類をラインアップ。ボリュームたっぷりのバインミーは、お店で取り扱っている「芥川珈琲」ご自慢のアメリカーノやカフェラテ、自家製シロップを使って作る「レモネード」との相性も抜群！

ホステルのフロントも兼ねているカフェスペースは、時間帯によっては海外からの宿泊客でにぎわっています。国際色豊かな雰囲気を味わいながら、店内で過ごすもの楽しいですよ。テイクアウトにも対応しているので、新世界周辺散策の際のお供にもぜひ。

気軽にテイクアウトできるメニューが増え、まちの様子を楽しみながらグルメを味わう“食べ歩き”の文化が近年広まりつつある新世界。押さえておきたい、新世界ならではの人気メニューを厳選してご紹介！

通天閣と高さ比べ！「甘々堂（かんかんどう）」の「ぐらぐら棒」

SNSを中心に、話題となっているのがジャンジャン横丁にある「甘々堂」の「ぐらぐら棒」！長い竹串に約15個のかんかん焼き（ベビーカステラ）を刺した、新世界の新名物です。

お店からもおすすめしているのが、正面に通天閣が見える通天閣南本通りで写真を撮ること。通天閣をバックに「ぐらぐら棒」を掲げ、高さを比べるようにして撮影するとSNS映えする楽しい写真が撮れますよ。

 うまみの濃い特別な卵を使っており、味も抜群！焼き立ては特にふわふわで、一つ食べると手が止まらなくなりそう！

「ぐらぐら」という名前ですが、見た目よりも安定感があるのでご安心を。持って歩くだけで周りからも注目を集めてしまう、楽しいスイーツをお見逃しなく！

老舗の味を堪能！「肉のさかもと」の「特上ヘレカツサンド」と「通天閣コロッケ」

分厚いヘレカツを大胆に食パンに挟んだ「特上ヘレカツサンド」はインパクト抜群！

牛肉の中でも特にやわらかく、きめ細かい肉質が特徴の牛ヘレ肉を贅沢に使用。見た目の分厚さからは意外なほど、スッと噛み切れてとろけるような舌触りに感動するはず！

辛みが少なく、風味をプラスする自家製のマスタードとトマトケチャップを使った甘めの自家製ソースがパンに塗ってあり、サクサクの衣と合わさって赤身肉のうまみを引き立てます。特にマスタードは、ないと物足りないというお客さまも多いのだとか。子ども用にはマスタードを抜くこともできるので、気軽に声をかけてみて。

そして、もう一つの名物が「通天閣コロッケ」。ミンチ肉のうまみをしっかりと感じさせつつも、ホクホクしたジャガイモの甘みがホッと懐かしい気持ちにさせてくれます。揚げ立てを提供してくれるのも人気の秘密。そのまま食べてもおいしいですが、ウスターソースや串かつに使うソースなども店頭に用意しているのでお好みで味わって。

新世界の新名物！「新世界おみやげもん横丁」の「ビリケンさんしあわせ焼」

通天閣のすぐ目の前にある、お土産屋とカフェが融合したショップ「新世界おみやげもん横丁」。ミックスジュースフロートや富士山をイメージしたブルーハワイのかき氷など、気になるメニューがいっぱいのこちらで話題なのが、新世界のアイコン的存在・ビリケンさんをかたどった「ビリケンさんしあわせ焼」。

幸福の神様であるビリケンさんのにっこり笑顔がフォトジェニック！中身は「北海道産小豆」と「濃厚カスタード」の定番の2種類に加え、季節ごとの限定餡（あん）も。

「足の裏をなでると幸運が訪れる」というジンクスのあるビリケンさんの足の裏がデザインされた袋で提供されるのもかわいいですね。

関空からのアクセスもおトクに

関西空港から新世界へ向かう方には、「通天閣」の入場券（一般展望台・特別屋外展望台）と、南海電車の乗車券がセットになったおトクなデジタルきっぷがおすすめです。

そのほか、南海電鉄の一部エリアが1日乗り放題のフリー乗車券と通天閣入場券（一般展望台、特別屋外展望台）がセットになったおトクなデジタルきっぷも期間限定で発売中です。

懐かしい風景とユニークな文化が混ざり合い、進化し続ける新世界。唯一無二の大阪らしさがあふれるこのまちで、思い出に残る一枚を見つけにでかけてみてくださいね。