新世界への行き方

〈12時～〉昭和レトロなグルメスポット「ジャンジャン横丁」

〈13時～〉夢中になれる「大衆遊技場」で遊び心を満たそう！

〈13時半～〉大阪観光のマスト「通天閣」でスリルと絶景を体験！

〈15時～〉おみやげにもぴったり！「ハニボンカフェ」でひと休み

〈15時半～〉新世界を“粋”に巡る！俥天力の人力車体験

大阪らしさを満喫するなら、新世界がおすすめ

まず訪れたいのは、今も昭和レトロな雰囲気で満たされている「ジャンジャン横丁」。

細い路地に所狭しと並ぶのは、二度漬けお断りで有名な串カツをはじめ、寿司や立ち飲み居酒屋など、庶民派グルメの名店たち。

昔ながらの喫茶店では大阪名物のミックスジュースやたっぷりのホイップで着飾ったプリンなどが楽しめます。揚げたてサクサクの串カツを頬張るのもよし、レトロな看板や店構えを背景に写真を撮るもよし、どのシーンを切り取ってもSNS映えばっちりです。

ジャンジャン横丁を抜ければ、射的や輪投げなど、神社の縁日のようなワクワクする店舗が並びます。「秘宝館 」では、射的や輪投げ、ボール当てなど、数多くの昔遊びで大人も子どもも思わず夢中になること間違いなし。さらに、手裏剣投げや半弓体験といった、珍しいアクティビティも。
親子で得点を競ったり、グループで盛り上がったりするのにもぴったりですね！

大阪・新世界のシンボル「通天閣」は、景色を楽しむために上るだけでは終わりません！タワーならではのスリル満点なアクティビティやおみやげスポットなどが詰まった、まるでテーマパークのようなエンタメスポットになっています。
館内には大阪らしさが隅々まであふれていて、思わず笑ってしまうような小ネタがたくさん。大阪を一望できる景色ももちろん見どころですが、館内の展示物やトイレの案内看板に至るまで、大阪ワールド全開で見どころ満載なので、細かいところにも注目してみてくださいね。

展望台で大阪を一望！ビリケンさんにご挨拶しましょう

まずは、一般展望台へ。地上約87.5ⅿの高さにあり、昼は大阪市内を中心に街並みを、夜には夜景を一望できます。
そんな一般展望台には、新世界の顔「ビリケンさん」が鎮座。現在のビリケンさんは3代目で2012年に通天閣100周年を記念して新調されたもの。足の裏をなでると願い事が叶う・・・かも？
ここにはビリケンさんの他に「七福神」も座しているので、ビリケンさんと合わせて八福神として巡るのもおすすめ。

屋上の絶景！「天望パラダイス」と「TIP THE TSUTENKAKU」

一般展望台のさらに上、なんと通天閣は屋上に上ることができるんです。地上約94.5ⅿの特別屋外展望台「天望パラダイス」では、スリルと感動を味わうことができます。フェンス以外に遮るものはなく、高所ならではの風を感じられる開放的な眺望は、まさに格別。さらに跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」は、通天閣の建物の先まで伸びていて、まるで空中散歩をしているようなスリルを味わえますよ。先端はシースルーフロアで、足元から真下を覗くなんてことができるのもスリル感が高まるポイント。ワンフロア上段から撮影すると、まさに大阪の街並みをバックに宙に浮いたような写真が撮れて、SNS映え間違いなし！

スリル満点！「Dive&Walk」

アクティブ派には「Dive&Walk」がおすすめ。まずは「Walk」、地上約26ⅿの中間展望台屋上からフェンスの外側に出ます。一般的なマンションで例えるなら約6階の高さからフェンスの外へ一歩踏み出すと、思いがけない高揚感が待っています。そのまま、通天閣をぐるりと一周する「Walk」では、各ポイントに一本橋などのアスレチックが用意されています。アスレチックの中央部に撮影ポイントの足マークがあるので、思い思いのダイナミックなポーズを決めてみて！

「Dive」を行う地上約40ⅿはマンションなら約10階の高さ。階段室から出るだけでも、少し足がすくんでしまうかもしれませんが、ここまで来たならぜひ飛んでみて！地上40mの高さから、背中に繋がる1本のワイヤーを信じてDive！実際に滑空する距離は約14m。まるで鳥になったような感覚というよりは、高所から一気に飛び降りるスリルを全身で楽しめます。
「Walk」も「Dive」もスマートフォンやカメラの持ち込みは禁止ですが、「Dive」は飛び込む瞬間の動画、「Walk」ではポイントごとで写真を撮影してくれます。ハーネスについている二次元コードから無料でダウンロードできるので、そのままSNSにアップしてはいかがでしょうか。

展示もおみやげも大充実！通天閣で“知る”と“持ち帰る”を楽しもう

3階の常設展示エリアでは、約100年前の新世界のジオラマや映像、グリコの歴史など博物館に負けず劣らずの展示物が並びます。中でも特におすすめなのが、ブロックで再現された「グリコのゴールインマーク」。道頓堀のグリコサインは観光名所として大人気ですが、人通りが多く、写真に他の人が映り込みやすいのが難点。
その点ここでは、落ち着いた空間で、ブロックアートならではのユニークな質感のグリコマークと並んで、同じポーズで撮影が楽しめます。
2階には、大阪のおみやげがギュッと集まったオフィシャルショップや新世界100周年事業で行ったキン肉マンプロジェクトの資料などが展示されていて、等身大のキン肉マンなど、こちらも見応え抜群です。

疾走感バツグン！「TOWER SLIDER」

中間展望台3階（地上22ｍ）から地下1階（地上－4.5ｍ）まで、エレベーター塔をぐるりと回りながら一気に滑走する、疾走感バツグンの滑り台。
ただの滑り台と侮ってはいけません。専用のシートを敷き、チューブ状のコースを信じられないようなスピードで駆け抜ける、スリル満点のアトラクションです。
ご利用は7歳以上から。小さなお子さまには少し早いかもしれませんが、その分、大人も夢中になれる本格派アトラクション！スリルと楽しさをしっかり味わえるので、家族や友人同士でも盛り上がること間違いなしです。

こちらも二次元コードから滑走の様子を動画形式でダウンロードできます。滑走前の自分とチューブから出てくる自分のギャップに、思わず爆笑してしまうかも！

通天閣で遊んだ後、爽やかな癒やしはいかがでしょうか。新世界市場内にある「ハニボンカフェ（Honey Bomb POP）」は日本初のはちみつバターポップコーン専門店で、大阪・関西万博にも出店した話題のお店。
厳選されたハチミツを使ったポップコーンは、仕上げにオーブンで焼かれており、サクサクと軽やかな食感と、ハチミツの爽やかな甘みが特徴。ポップコーンと同じハチミツを使ったドリンクも人気で、優しい甘さの「ハニーミルクコーヒー」や爽やかな「ハニーレモネード」がおすすめ。「はちみつバターポップコーン」はテイクアウトもできるので、おみやげにもぴったりですね。
「新世界市場」にはハニボンカフェのほかにも、さまざまな屋台が立ち並んでいて、食べ歩きスポットとしても楽しめる場所になっていますよ。

もっと楽しく、もっとオモロく、新世界の魅力を全力で満喫したいなら、「俥天力（しゃてんりき）」の人力車がおすすめ！芸人顔負けのノリで盛り上げてくれる俥夫（しゃふ）たちが、定番から地元住民しか知らない穴場スポットまで、爆笑必至のトークとともにガイドしてくれます。

写真も映えまくり！20分コース
20分コース（1人乗り6,000円／2人乗り7,000円）では、新世界をぐるりと一周。映える写真スポットもたっぷり紹介してくれるので、旅の思い出づくりにもぴったり。写真撮影もおまかせで、まるで専属カメラマン付きの観光気分！

もっと楽しむなら30分以上の貸し切りコース！
30分以上の貸し切りコースなら、周辺エリアまで足をのばせます。秀吉ゆかりのお寺や神社巡りはもちろん、なんばグランド花月やあべのハルカスへの送迎もOK！
道頓堀のグリコ前で人力車とツーショットなど、楽しみ方が膨らみます。

予約はお早めに！
予約はＷEBサイトや電話でOK。通天閣や「づぼらや」前の乗り場で空いていれば予約なしでもその場で乗車可能ですが、台数が限られているため、事前の電話予約がおすすめ！特に週末や観光シーズンは混み合うので、早めの予約が安心です。

大阪・新世界は、通天閣を中心に昭和レトロな雰囲気と最新のエンタメが融合した、“これぞ大阪！”を体感できる人気の観光スポット。半日でも充実感たっぷりの新世界観光は、大阪旅行のハイライトになること間違いなしです！

関空からのアクセスもおトクに

関西空港から新世界へ向かう方には、「通天閣」の入場券（一般展望台・特別屋外展望台）と、南海電車の乗車券がセットになったおトクなデジタルきっぷがおすすめです。

その他、南海電鉄の一部エリアが1日乗り放題のフリー乗車券と通天閣入場券（一般展望台、特別屋外展望台）がセットになったおトクなデジタルきっぷも期間限定で販売中です。

週末は、ディープな大阪を感じに、新世界へでかけてみませんか？