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高野山の見どころをゆっくり巡るなら、ぜひ高野山内にある宿坊に泊まることをおすすめします。宿坊に泊まり、非日常体験をしてみてはいかがでしょうか?
宿坊(しゅくぼう)とは、参拝者のための宿泊施設のことを指し、本来は、僧侶など限られた人が宿泊する場所でした。
現在では観光客の宿泊が可能な施設が増え、精進料理の食事、風情ある庭園、貴重な文化財や調度品、朝のお勤めなど、宿坊ならではのさまざまな体験が可能です。高野山には117の寺院があり、そのうち52が宿坊寺院となっています。今回はそのうちの7つのおすすめ宿坊寺院をご紹介いたします。高野山の宿坊で長い歴史を感じながら身を清め、心をリセットしてみませんか?
宿泊は株式会社 南海国際旅行 でも取り扱っておりますので、気になる方はこちらからチェックしてみて下さい。
高野山唯一の国指定名勝・重要文化財「小堀遠州の庭園」
高野山の総本山金剛峯寺の前にある天徳院は、元和八年、加賀百万石藩主三代前田利常公夫人天徳院殿(三代将軍家光公、千姫妹君)の菩提所として建立されました。高野山唯一の国指定名勝・重要文化財「小堀遠州の庭園」を総檜造り書院風の全ての客室から鑑賞できます。
白河上皇にゆかりのある由緒ある寺院
弘法大師により創建され、白河上皇の御在所でもありました。本坊は江戸時代の建築で、本堂には重要文化財快慶作の阿弥陀像が安置されています。また国宝・重要文化財なども数多く、狩野藤原採林の襖絵など手近に鑑賞できます。宿坊に宿泊の際には、回遊式庭園をそれぞれのお部屋から鑑賞しながら宿泊ができます。
旬と生の食材にこだわった精進料理を味わえる
一乗院は町の中央に位置し、金剛峯寺や壇上伽藍も徒歩圏にあり、高野山観光の拠点として大変便利なところにあります。1500坪の境内には弥勒菩薩を祀った本堂を中心に、奥書院、庭園、茶室などが広がり、江戸時代に狩野派の絵師によって描かれた屏風などの宝物も鑑賞できます。お経を書き写す「写経」や瞑想体験も可能な寺院となります。
樹齢二千年の古代檜の大浴場
弘法大師が修行された聖跡に建てられました。一度に50名の入浴が可能な大浴場は1階が古代檜を、2階が高野槙を使用した和風の造りで、それぞれに薬湯の別浴槽を備えています。また四国霊場八十八ヶ所廻りの「お砂踏み」も体験でき、宿泊の方は無料で「お砂踏み」を体験することができる寺院です。
ネパールから請来した仏舎利を拝観
高野山観光の拠点として便利な町の中央に位置し、高野山では稀なネパールから請来した仏舎利を拝観できます。また芭蕉堂や西郷隆盛の書、高浜虚子直筆の額などみどころが豊富にある寺院です。
高野山唯一の天然温泉
作庭家・重森三玲氏の最晩年の作品で「完全に善美を尽くすことができた」と著書に書き遺したという三つの名庭をお楽しみいただけます。毎朝6時から勤行をおこなっており、どなたでも自由に参加することが可能です。またお風呂は単純アルカリ泉の高野山唯一の天然温泉があります。
滝口入道と横笛の悲恋の物語の舞台
大円院は、高野山観光の拠点として便利な町の中央に位置し金剛峯寺や霊宝館など人気スポットまで徒歩で行くことができます。「平家物語」で有名な滝口入道(平家の武将)と恋人横笛の悲恋の物語の舞台であり、境内では「鶯の梅」や「鶯の井戸」などを鑑賞できるだけでなく、日本を代表する写真家の一人である永坂嘉光氏(日本写真協会 作家賞受賞)の作品も鑑賞することが可能な寺院です。
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