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紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島。
4つの島で構成される無人島で、そのひとつの「沖ノ島」には第3砲台跡などの廃墟が残っており、アニメに登場する舞台のような世界観を味わえます。本記事では、自然豊かな友ヶ島の魅力に迫ります。
友ヶ島は、和歌山市加太と淡路島のちょうど中間に位置する無人島群です。
「まるでアニメの世界」と言われる廃墟が点在しており、廃墟好きやアニメファンから厚い支持を得ています。
また、豊かな自然も魅力のひとつで、キャンプ※や釣りなどのアウトドアを楽しむことも。
和歌山市の加太港からフェリーが出ており、手軽にアクセスできる無人島として関西で人気の観光地となっています。
友ヶ島が「まるでアニメの世界」と言われるのは、4つの無人島のひとつ「沖ノ島」の廃墟が関係しています。
沖ノ島は、旧日本軍の要塞施設として使われていた島で、島内には当時の面影を残す廃墟が数多く点在。
明治時代から利用され、第2次世界大戦が終わるまでは、一般の方の立ち入りは禁止されていました。
終戦後に砲台は取り壊されましたが、現在は廃墟と自然が溶け合って独特な雰囲気が形成されるように。
この世界観が話題となり、観光客に人気のスポットとなっています。
そんな友ヶ島へは和歌山市の加太からフェリーでアクセスできます。
加太港のフェリー乗り場から約20分で到着。ちなみに、フェリーの運航本数は、多いときで1日に6便ほどです。なお、加太は大阪の中心地から電車で約90分と、アクセス抜群の観光地です。
加太から友ヶ島までは約20分のため、約2時間あれば大阪から友ヶ島に到着するでしょう。
朝早く出れば日帰りの観光も可能で、非日常的な体験を気軽に味わうことができます。
ただし、関西で人気の観光スポットのため、連休に訪れる際には注意が必要です。
フェリーの乗員人数には限りがあるため、希望する時間のフェリーに乗れない恐れも。
連休に友ヶ島に訪れる際には、早めに到着して整理券を取得しておきましょう。
続いては、船乗り場である野奈浦広場を出発点としたおすすめ観光ルートをご紹介。
友ヶ島の主要スポットを満喫したいのであれば、各砲台跡が残っている西側をメインに散策するのが良いでしょう。
野奈浦広場から「第3砲台跡」「友ヶ島灯台」「第1砲台跡」「第2砲台跡」の順番で散策すると、友ヶ島ならではの「廃墟」と「自然」の競演をじっくりと堪能できます。
第3砲台跡の付近には海を眺める展望台があるため、廃墟観光後は美しい紀淡海峡を眺めましょう。
友ヶ島のメインは、何と言っても第3砲台跡です。ここでは、第3砲台跡について詳しくご紹介します。
第3砲台は友ヶ島の最主力砲台として建設されました。
全周360度を射撃でき、紀淡海峡防備のための主要な施設だったとされています。
砲台の地下には砲弾貯蔵庫や揚弾装置が設置されており、階段から地下に降りれば、地下施設全体を見学することが可能。近辺には発電所や看守衛舎の跡が残されており、要塞として使われていた当時の面影が色濃く残されています。
第3砲台跡は友ヶ島の廃墟の中でも特に保存状態が良く、施設全体を見学できますが、場所によっては足元が暗くなっています。
携帯電話やスマートフォンのライトでも構いませんが、光量が足りないかもしれないので、不安な方は懐中電灯を準備しておくと良いでしょう。
山中に突如として現れる赤レンガの廃墟。第3砲台跡の魅力は、その独特な世界観です。
特に、塀で囲われた丸い砲座跡では、砲座が生い茂る草木で覆われており、人工物と自然との調和が非常に神秘的な雰囲気を醸し出しています。
アニメの世界に迷い込んだような不思議な時間を過ごすことができます。アニメファンはもちろん、廃墟ファンや写真好きからの人気も高く、多くの観光客が足を運んでいます。
ドラマや映画のロケ地 としても利用される非日常感たっぷりのスポットですので、友ヶ島を訪れたら絶対に外せない観光地です。なお、施設全体をじっくり観光するには30分ほど の時間がかかります。
第3砲台跡を楽しむためにも、少し時間に余裕を持って訪れてみてください。
友ヶ島には第3砲台跡以外にもさまざまな注目ポイントがあります。
そのひとつが、第3砲台跡付近のタカノス山展望台。
紀淡海峡を見渡せる美しい展望台で、四国や六甲、和泉葛城方面の山々を見渡せる絶景スポットです。
第3砲台跡を観光した後は、タカノス山展望台まで足を延ばして自然に癒されるのもいいでしょう。
また、友ヶ島は日本の標準時子午線が走る最南端の地としても知られています。
島の西部には子午線広場があり、広場には東経135度が通ることを示すモニュメントが設置されています。
広大な海が広がる美しい景観も友ヶ島観光の醍醐味。時間に余裕があれば訪れてみてください。
このように、友ヶ島と言えば廃墟群が有名ですが、その他にも注目すべきスポットがたくさんあります。
ご自身の希望に合わせて、楽しみ方を自由に選びましょう。
大阪からもアクセスしやすい自然豊かな無人島・友ヶ島では、廃墟群でアニメに登場する舞台のような世界観を味わえる他、キャンプやハイキングなどのアウトドアを楽しむこともできます。
「普通の観光地に少し飽きた」という方は、ぜひ友ヶ島に足を運んでみてはいかがでしょうか?
※ 掲載情報は施設・店舗の都合により変更する場合がございます。お出かけの際は施設・店舗へご確認の上お出かけいただきますようお願いいたします。