九度山駅
げんじろうの昼ごはん
高野線紀伊清水駅横に2021年2月22日にオープンした「紀州へら竿製作工房 匠工房」を紹介します。工房内では、職人による製作作業が間近で見学ができます。
体験コンテンツとして製作工程の一部である「火入れ」や「穂先削り」また、「竹小物作り」の製作体験もできます。
今回は、製作工程の一部である「火入れ」と「穂先削り」を見学してきました。
「火入れ」とは、真っすぐなようで曲がっている竹を、火を起こした七輪であぶり、軟らかくなった瞬間に、ため木を使って真っすぐにする工程です。
「穂先削り」とは、穂持ちと、竿全体のバランスを考えながら、最適な穂先のバランスに削り込む工程です。 (紀州製竿組合パンフレット参照)
二つの工程とも竿師による手作業のため一つひとつ手が込んでいて、「紀州へら竿」を作るうえで、大切な工程であることが分かりました。
[営業日]火・水・木・土(8:30~16:30)(体験は9:00~16:00)
[定休日]金
※5名以上でご予約いただいた場合、日・月曜日も体験予約可能
[体験の申込]一般社団法人 高野山麓ツーリズムビューロー
[受付専用ダイヤル]080-2420-8983
[営業時間]9:00~17:00(土・日・祝日及び年末年始を除く)
橋本市は紀州へら竿の産地であり、へら竿の里とも呼ばれています。
隠れ谷池は、へらぶな釣りで多くの人が訪れ、過去には「 HERA-1グランプリ(全国へらぶな釣り選手権決勝大会) 」が開催されたことがある場所です。昭和40年に紀州製竿組合の試験研究池として開設されたもので、現在は一般の方にも開放されています。
[最寄駅]高野線紀伊清水駅
[営業時間]午前7時~午後4時まで
[定休日] 金曜日(金曜日が祝日の場合は前日の木曜日)
[池の釣り料金、レンタル竿(前日までに予約が必要)、エサ代などのお問合せ、ご予約は]
0736-34-1482
隠れ谷池では、「はじめてのへらぶな釣り教室」も開催されており、今回、この教室でへらぶな釣りを体験してきました。
まったくの初心者でしたが、へら竿師の田中さんの分かりやすい指導のもと、へらぶなを釣りあげることができました。かかった瞬間の竿に伝わってくる感覚、竿のしなり、へらぶなとの駆け引き、釣れた時の嬉しさ、釣れなかった時の悔しさなどへらぶな釣りの醍醐味を味わうことができました。
[毎週土曜日]9時~13時 雨天は中止
[池の釣り料金、レンタル竿、エサ代などのお問合せ、ご予約は]
紀州へら竿 伝統工芸士 田中 和仁(たなか かずひと)
090-2014-1130
※ 掲載情報は施設・店舗の都合により変更する場合がございます。お出かけの際は施設・店舗へご確認の上お出かけいただきますようお願いいたします。