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慈尊院とは?見どころやアクセス情報まとめ

慈尊院とは?見どころやアクセス情報まとめ

  • 2022.12.21
  • 6

慈尊院とは?見どころやアクセス情報まとめ

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「女人高野」として有名な慈尊院。高野山詣での入り口としても名高い、歴史ある寺院です。本記事では慈尊院の見どころをご紹介。アクセス情報を参考にお出かけしてみてください。

慈尊院とは

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古くより弘法大師・空海の御母公・玉依御前(たまよりごぜん)の御寺として知られる慈尊院。高野山が女人禁制であったことにちなんで「女人高野」とも呼ばれ親しまれています。

 

「子宝、安産、育児、授乳、病気平癒」など広く祈願して、日本でも非常に珍しい「乳房型絵馬」をご奉納するお寺で、連日多数の女性が参拝に訪れています。

 

また、九度山という名の由来にもまつわるとされている慈尊院。空海が月に九度(9回)、高野山から御母君に会いに来られたということから九度山と名付けられたという説があります。

慈尊院の見どころ

そんな慈尊院の見どころは、たくさんあります。

 

多宝塔

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空海が創立し、寛永年間(1624年~1643年)に再建された多宝塔。ご本尊の大日如来にちなんで大日塔とも呼ばれ、和歌山県の指定文化財に登録されています。

 

弥勒堂

空海の母・玉依御前の没後、御前のお墓として弥勒堂が建てられました。ご利益をいただきたいと多くの参拝客が訪れます。

 

弥勒堂には生前に御前が篤く信仰していた弥勒菩薩坐像が安置されています。昭和38年(1963)年に国宝に指定された弥勒菩薩坐像は、21年に1度開帳されます。また、弥勒堂は昭和40年(1965)年に重要文化財に指定。桧皮葺(ひわだぶき)の低い姿が特徴で、建立された平安時代末期の輪郭を残しています。

 

土塀

和歌山県の指定文化財に指定。境内の周囲3方は約250mにわたり、県内でも有数の古さと壁の厚さがあります。

 

五輪石塔二基

九度山町の指定文化財。承安元年(1171年)12月、慶幸俊厳(けいこうしゅんげん)の放火によりたくさんの経巻、道具類が焼失し、その悲しみのうちに建てられました。表門をくぐってすぐ左側にあります。

 

ビンズルソンジャ(ビンズリ)

お釈迦様の弟子として実在した「ビンズリさん」の像です。痛む箇所を手で撫でるとご利益があるといわれています。

 

お地蔵さま

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弥勒堂の横にはお地蔵さまが鎮座しており、その数はなんと約100体。その壮観さに多くの参拝者が足を止め、ご利益を受けようと手を合わせます。

 

みくじ石

重さで運勢を占う「重軽石(おもかるいし)」です。石を持ち上げ、さげてから願い事をします。もう一度持ち上げてさげた時に軽く感じれば大吉。重く感じれば小吉です。

 

乳房型絵馬

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女性に人気の「乳房型絵馬」。子宝・安産・育児・授乳や病気の平癒を願って、絵馬を奉納し、祈願する参拝者が後を絶ちません。

慈尊院へのアクセス

電車でのアクセス(お出かけは電車がおすすめ!)

南海高野線「九度山」駅から徒歩約 22 分

 

車でのアクセス

高野口インターより和歌山方面へ直進約 1km。紀ノ川にある高野参詣大橋を越えて 2 つ 目の交差点を九度山町街方面へ左折、県道 13 号を東へ約 1km 進み、慈尊院交差点を右 折し、すぐ。

 

駐車場:近隣に九度山町の無料駐車場あり(旧体育館前駐車場より徒歩約 5 分)

慈尊院には見どころがいっぱい!

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女人高野として親しまれ、連日多くの参拝客が訪れる慈尊院。国宝に指定された「弥勒菩薩坐像」や「乳房型絵馬」など、ここでしかお目にかかれないものもたくさん。和歌山を訪れた際は、ぜひ慈尊院に足を運んでみてください。

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※ 掲載情報は施設・店舗の都合により変更する場合がございます。お出かけの際は施設・店舗へご確認の上お出かけいただきますようお願いいたします。

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