南海沿線の気になるスポットを発見!あちこち寄り道してみたい情報が盛りだくさん!

南海沿線情報誌 Natts

沿線トピック 沿線トピック

大阪・和歌山の「おでかけ」をご紹介 大阪・和歌山の「おでかけ」をご紹介

沿線トピック

法善寺横丁とは?その歴史やおすすめグルメを紹介

法善寺横丁とは?その歴史やおすすめグルメを紹介

  • 2024.05.28
  • 1

法善寺横丁とは?その歴史やおすすめグルメを紹介

ブックマークする

LINE

「法善寺横丁」は、大阪・なんばにある観光地として知られ、石畳や日本家屋をリノベーションしたお店といった日本らしい街並みを楽しめるのが特徴。今回は、そんな法善寺横丁の歴史やおすすめグルメをご紹介します。

法善寺横丁とは

hozenji-yokocho002.jpg

 

ミナミの繁華街にありながら、古き良き大阪の情緒が漂う法善寺横丁。長さ80m、幅3mの路地が東西に伸びる横丁には、老舗の割烹やバー、お好み焼き、串カツなどのお店が立ち並びます。かつて太平洋戦争の時代にお寺も横丁もほとんど焼失してしまいましたが、戦後に繁華街として見事に復活したという歴史があります。

法善寺横丁の歴史

hozenji-yokocho003.jpg

 

法善寺横丁の歴史ですが、古くは江戸時代までさかのぼります。この時代、法善寺の境内には2軒の寄席があるだけだったんだとか。

 

その後、明治末期から大正、昭和にかけて船場の旦那衆の娯楽の場、社交の場としてなんば、道頓堀がにぎわうようになると、法善寺の境内も栄えるように。こうして法善寺の周辺は、歌舞伎や文楽といった文化活動の中心になっていきました。

 

法善寺横丁のはじまりは、法善寺に参拝に来る人々や芸能人、車引きが休憩や食事をする場所として、価格の安い茶店や屋台が集まるようになったことがきっかけといわれています。

 

当時は「法善寺裏」や「法善寺路地」と呼ばれていましたが、大正時代になり織田作之助や長谷川幸延といった文豪が小説の舞台に取り上げたことで「法善寺横丁」の名は全国に知られるようになりました。

 

時代は昭和になり、太平洋戦争末期の1945年に起きた大阪大空襲でそのほとんどが焼失してしまいますが、戦後の復興に合わせてお店が集まるようになり、現在の法善寺横丁が形づくられていきました。

法善寺横丁のおすすめグルメ

夫婦善哉

法善寺のすぐ隣にあるのが老舗の甘味処「夫婦善哉」。織田作之助の小説「夫婦善哉」で有名になったお店です。

 

名物は、なんといっても小説に出てくる「ぜんざい」。一人前のぜんざいが2つのお椀に分けられているのが特徴で、夫婦やカップルで食べると円満になれるといわれています。

 

hozenji-yokocho004.jpg

 

アラビヤコーヒー

法善寺から西に歩くこと数十メートルのところにあるのが老舗の喫茶店「アラビヤコーヒー」。木彫りのメニューボードやレリーフが飾られた店内は、レトロで趣があります。

 

酸味と苦みのバランスがとれた香り高いコーヒーや、ボリューム満点のフレンチトーストを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

 

福太郎 本店

「福太郎 本店」は、大阪名物のねぎ焼きとお好み焼きが食べられるお店です。カウンター席からは、目の前で焼き上げられるライブ感も楽しめます。

 

お店の人気メニューは「すじねぎ焼き」。外側がカリッと香ばしい醤油味のねぎ焼きで、ネギの食感と甘み、牛スジとこんにゃくの味わいが絶妙なおいしさを生み出しています。

 

PIENO 本店

「PIENO 本店」は、予約のお客さんでいつもいっぱい。リーズナブルでおいしいと評判のイタリアンレストランです。

 

濃厚なウニのクリームパスタや、その日のおすすめ魚介類などがふんだんに使われた贅沢な「アクアパッツァ」が人気メニュー。魚介の旨味が凝縮されたスープで食べる、〆のリゾットも絶品です。

知らない大阪に出会える場所

hozenji-yokocho005.jpg

 

今回は、法善寺横丁についてご紹介しました。都会的で賑やかな大阪を楽しめる道頓堀エリアとはまた違った一面が楽しめるスポットです。歴史とグルメを満喫できる法善寺横丁で、大阪の新たな魅力を探してみてはいかがでしょうか。

沿線トピックTOPへ

※ 掲載情報は施設・店舗の都合により変更する場合がございます。お出かけの際は施設・店舗へご確認の上お出かけいただきますようお願いいたします。

関連記事

お気に入り

Natts
ぶらりたび
めでたい電車
天空
minapita
とんぼりリバーウォーク
ホテル中の島
NKペダル