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堺市・七道駅から広がるエリアは、駅から少し歩くだけで、こだわりのランチが味わえるカフェやレストラン、雑貨がそろう店に出会えるまち歩きの穴場的存在。地域に根ざしながら、訪れる人を温かく迎えてくれる場所ばかり。今回はそんな七道エリアで巡りたい、注目の5軒をご紹介します。
三国ヶ丘けやき通りにあった人気店「ゼルコバ食堂」が、2025年4月に綾之町に移転オープン。自然光がやさしく差し込む店内は、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気。静かにくつろげる居心地で、まちの喧騒(けんそう)から少し離れて静かな時間を過ごせます。
人気の「日替わりランチプレート」は、彩り豊かで見た目にも食欲がそそられます。旬の野菜をふんだんに使ったおかずがワンプレートに盛られ、どれから箸をつけようか迷ってしまうほど。どの料理も店主の田中さんが一つ一つ手作りしていて、その丁寧さが味にも表れています。
カフェメニューにも注目です。こだわりの「抹茶ケーキ」は、堺の茶舗「チャボさんのお茶」の抹茶を使用。上品な香りと、ほどよい苦み、黒蜜のアクセントが絶妙に調和し、最後のひと口まで飽きがきません。
毎週木曜の15時~16時には、店先で移動販売の八百屋「Honey bee」が出店。その日の朝収穫されたばかりの有機野菜や、平飼い卵を求める常連客でにぎわい、地域とのつながりも感じられます。
ゼルコバ食堂
住所:堺市堺区錦之町東2-2-12
TEL:072-370-1838
営業時間:11:00~17:00(16:00LO)
定休日:日曜、祝日
アクセス:七道駅から徒歩約12分/阪堺線綾ノ町電停から徒歩すぐ
Instagram:ゼルコバ食堂
住宅街にひっそりとたたずむ隠れ家のようなお店「オドルヨウニ」。店主・土井さんがさまざまな場所で経験を積んだ後、生まれ育った堺で開いた一軒です。コロナ禍にケータリングサービスからスタートしたお店が人気を博し、2021年にファンの待望の声に応える形でランチ営業を始めました。
オープン時に自分たちでDIYして作り上げたという店内は、あえて鉄骨を見せたコンクリート打ちっぱなしの空間。それでいてどこか温かみがあり、土井さんのフランクな人柄に惹かれて常連客が集います。
完全予約制のランチでは、本格的なフレンチコースが楽しめます。野菜は土井さん自らが農家を訪れて仕入れるなど、食材へのこだわりも徹底。盛り付けも美しく味わいも本格的で、一皿ごとに違うおいしさを発見できます。
店名「オドルヨウニ」には、見た目にも味わいにも心が躍る料理を届けたいという思いが込められています。専属パティシエによるパフェは、まさに心躍るアートそのもの。人気の焼き菓子はテイクアウトもできるので、おみやげにすれば、帰り道もほっこり幸せな気分に。
七道で15年以上愛され続ける「アカリ珈琲」。昭和20年代に建てられた古い町屋をリノベーションして2008年に誕生した、地域に根ざした珈琲店です。築90年を超える建物にあたたかな明かりをともし、訪れる人を迎え入れています。
店主の坂本さんは、バイク屋、大工、照明デザイナーといった、珈琲店のマスターとしては異色の経歴を歩んできた人物。偶然のご縁から大家さんに声をかけられ、この場所でお店を開くことになったそうです。大工経験をいかして自ら店を改装し、照明までも手作り。町屋の梁(はり)に落ちるやわらかな光が、時を経た建物に新しい息吹を与えています。
店内には大きな焙煎機が据えられ、自家焙煎のコーヒーを提供。ストロングとマイルド、2種類の定番ブレンドをはじめ、オリジナルやシングルオリジンもそろい、好みに合わせて選べます。豆は購入もでき、自宅でもお店の味を楽しめます。
そしてもう一つの名物が「ロールケーキ」。コーヒー味のバタークリームを巻き込んだ逸品は、甘さ控えめで香り高く、常連にも愛され続けています。古民家にともる落ち着いた明かりと、自家焙煎の香ばしい香り、その両方に包まれる心ゆるむ時間が穏やかに流れています。
アカリ珈琲
住所:堺市堺区南島町2-59
TEL:072-229-3545
営業時間:水~金曜 11:00~20:00/土・日曜11:00~21:00
定休日:月・火曜
アクセス:七道駅から徒歩約7分
Instagram:アカリ珈琲
住宅街の一角にひっそりとたたずむ「倉敷意匠(くらしきいしょう)専門店ORCA(オルカ)」は、鮮やかなブルーの外観が目をひく小さな雑貨店。扉を開けると、小さなわんこ“メイ君”がお出迎えしてくれます。
「倉敷意匠計画室」の専門店として知られ、店内に並ぶのは、すべて日本製の雑貨。職人や作家が一つ一つ丁寧に仕上げた品々がそろいます。
商品ラインアップは、手ぬぐい、タオル、文具といった日用品から、猫モチーフの愛らしい雑貨まで幅広くそろっています。人気のマスキングテープは在庫限りなので、気になる柄は出会ったときに手に入れておきたいものです。小さなお店ながら、日本の手仕事の魅力をぎゅっと凝縮した、七道のまち歩きに彩りを添えてくれる一軒です。
住宅街の一角にたたずむ「kakine」は、2025年で8年目を迎えるギャラリー&セレクトショップです。古民家をリノベーションした味わい深い扉を開けると、そこにはさまざまな作家の器や暮らしの道具が並んでいます。店主・大野さん自らクラフトフェアに足を運び、作家に声をかけて仕入れた作品をセレクト。遠方の作家とはやり取りを重ね、日常に取り入れやすく、かつ長く愛せるアイテムをそろえています。
元々花が好きで花屋で働いた経験もあり、結婚を機に器の魅力に惹かれるようになった大野さん。オープン当初は花も一緒に扱っていましたが、現在は暮らしの道具に専念。とはいえ「kakineさんといえば花瓶」と作家さんからも言われるほどで、花との組み合わせの提案には定評があります。
「暮らしを豊かにするものを届けたい」という思いのもと、真鍮(しんちゅう)アクセサリーや靴のオーダー会など、多彩な企画も行われています。
暮らしやインテリアに関心のある人たちがわざわざ遠方から足を運び、近隣の「アカリ珈琲」とあわせて散策するのも定番コースになっているそうです。生活に取り入れたくなるような作品と出会える場所「kakine」では、訪れるたびに新しい道具との出会いが待っています。
kakine
住所:堺市堺区南島町2-59-1
TEL:072−260−4870
営業日:不定期営業 ※営業日はInstagramにて確認
営業時間:11:00~17:00 ※変動あり
アクセス:七道駅から徒歩約7分
Instagram:kakine
古き良きまち並みに溶け込むように、個性あふれるお店が点在する七道エリア。ランチやコーヒーでほっと一息、雑貨屋でお気に入りを見つける。寄り道を楽しむうちにより自然に、まちそのものの魅力を身近に感じられます。七道さんぽで、自分だけのとっておきの時間を過ごしてみてください。
※ 掲載情報は施設・店舗の都合により変更する場合がございます。お出かけの際は施設・店舗へご確認の上お出かけいただきますようお願いいたします。