まるでアニメの世界!加太・友ヶ島の魅力を解説!注目は第3砲台跡
大阪からの抜群のアクセス、海を見渡せる美しい景色、淡嶋神社をはじめとする由緒正しい神社の数々。
見どころが盛りだくさんな和歌山県の加太は、観光にぴったりのエリアです。
本記事では、加太観光におすすめのスポットを10箇所ご紹介します。
淡嶋神社は加太観光の定番スポットです。
医薬の神様である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀る神社で、女性の病気回復や安産・子授けなどのご利益があるといわれています。
また、人形の供養を行っているのも淡嶋神社の特徴のひとつ。
鮮やかな朱塗りの社殿にはたくさんの雛人形が奉納されており、見る人を圧倒します。
淡嶋神社
住所:和歌山県和歌山市加太118
参拝時間:社務所9:00〜17:00 (宝物殿は16:00まで)
阿字ヶ峰行者堂は「役行者」を祀るお堂。紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島を眺められる高台にあります。
お堂まで117段 の急な階段を上らなければなりませんが、その先にはお堂と紀淡海峡が織り成す絶景が広がっています。
加太の美しい景色を堪能するには最適なスポット!
修行の季節になると 、お堂を参拝する山伏(山中で修行をする修験道の行者)の姿が見られることもあります。
阿字ヶ峰行者堂
住所:和歌山県和歌山市加太242
参拝時間:見学自由
慶長元年(1596年)に羽柴秀長の家臣 桑山重晴によって見事な彫刻の本殿(重文)が造営されました。
以前より友ヶ島を行場としていた役行者が、守護神として勧請したとも伝わっています。
そのため現在でも毎年4月、聖護院門跡が大勢の山伏僧と共に参拝されています。
また、古くから加太は、伊勢エビが多く水揚げされていたことから、例大祭の当日には神社の神饌として供えられています。
現在では5月第3土曜に、宝太鼓を先頭に獅子舞や長刀振りが奉納される、渡御祭(えび祭り)が町を挙げて行われています。
共に令和二年に日本遺産登録されました。
加太春日神社
住所:和歌山県和歌山市加太1343
営業時間:社務所受付7:00〜17:00
めでたいでんしゃは、加太を代表する海の幸「鯛」をモチーフにした観光列車で、南海和歌山市駅から加太駅間を運行しています。
水色の「かい」、ピンク色の「さち」、そして赤色の「なな」、そして黒色の「かしら」の4種類が運行されていて、どれもかわいらしさ満点。
海の生き物や縁起物が散りばめられた車内は、車両のカラーに合わせた配色となっており、ドアや床には様々な楽しい仕掛けが。加太を訪れる際には、めでたいでんしゃに乗って楽しくめでたい気分に浸ってみましょう。
※運行情報は「めでたいでんしゃ」特設サイトをご覧ください。
旧加太警察署庁舎は、大正10年(1921年) 頃に建築された木造2階建の建物。
大正ロマンを感じるレトロなデザインです。
瓦葺、下見板張りの洋風建築は非常に貴重で、2005年 には国の登録有形文化財に指定されました。
1964年まで警察署として使われ、現在は個人の住宅となっています。
警察署当時の本館は外観が当時のまま保存されています。
中を見学することはできませんが、趣のある外観をじっくりと眺めてみればタイムスリップしたような感覚に。
旧加太警察署庁舎(中村家住宅主屋)
住所:和歌山県和歌山市加太1204
営業時間:見学自由(外観のみ)
深山砲台跡は、友ヶ島地区、淡路島の由良地区の砲台とともに明治時代 に築かれた由良要塞として、戦時中に大阪湾を守るために作られたのだとか。
軍事施設として利用されていましたが、当時の物々しい雰囲気は薄れ、現在は豊かな自然を堪能できるハイキングスポットとして親しまれています。
入口から続くレンガ道沿いに進めば、砲台跡が見えてきます。
自然と歴史を両方味わいたいという方におすすめです。
深山砲台跡
住所:和歌山県和歌山市深山
城ケ崎海岸は、海水の浸食により洗濯板状の地形 となった美しい自然海岸です。
加太の瀬戸を行き交う船を眺めることもでき、海でゆったりとした時間を過ごしたいという方におすすめ。
歌碑も建てられており、「藻刈舟 沖漕ぎ来らし 妹が島 形見の裏に 鶴翔ける見ゆ 」と記されています。
海岸全体が磯場となっているため、子どもと磯遊びに興じるのも良いでしょう。
海岸の先端には展望台もあります。
城ヶ崎海岸
住所:和歌山県和歌山市加太1210付近
綺麗な海と浜辺のある加太海水浴場では、海水浴はもちろん、バーベキューやグランピング、釣りを満喫することができます。
バナナボート などのマリンスポーツも用意されており、夏を思う存分エンジョイできるでしょう。
また、美しいサンセットが眺められるので、自然の景観も楽しめます。
家族連れやカップルなど、あらゆる層におすすめです。
加太海水浴場
住所:和歌山県和歌山市加太
営業時間:9:00~17:00
見晴らしの丘は、加太で一番の絶景スポットです。
「和歌山市立青少年国際交流センター 」で受け付けを済ませ、山道を登っていくとその先にあります。
丘の頂上には屋根付きの椅子とテーブルがあり、持参すれば雄大なパノラマを眺めながら食事を楽しむこともできます。
観光客も少ないので、自然の中で静かな時間を過ごすにはうってつけです。
見晴らしの丘
住所:和歌山県和歌山市加太1907-2(和歌山市立青少年国際交流センター)
営業時間:9:00~17:00(冬季は16ː00まで)
定休日:月曜日(祝日の場合、翌日。7月・8月を除く) 年末年始
※イベントなどにより開所となる場合があります。
歴史が深く豊かな自然に恵まれた加太は、見どころが豊富な観光地です。
好みに合わせて計画を立てて観光してみてください。
家族でもカップルでも友だち同士でも、最高の時間を過ごすことができるはずです。