住吉大社でもらえる代表的なお守りまとめ
住吉大社は、三が日の参詣者数が例年200万人以上に上る全国屈指の初詣スポット。本記事では、年末年始の開門時間や令和6年の年頭行事、御朱印やアクセスなど、住吉大社の初詣でチェックしておくべき情報をまとめてご紹介します。
住吉大社は、全国に約2,300社ある住吉神社の総本社です。本殿の様式は「住吉造」と称され、神社建築史上最古のひとつといわれています。このことからも、住吉大社の長い歴史を感じ取れるはず。住吉大社は、遠い昔から現在に至るまで大阪の地をずっと見守ってきたのです。
そんな住吉大社の本殿は、拝殿・渡殿と合わせて一つの本宮を構成しており、第一本宮から第四本宮まであります。第一と第二、第三本宮が縦に、第三と第四本宮が横に並ぶ独特の配列は、住吉大社ならでは。ちなみに、現存の本殿は江戸時代の文化7年(1810年)に造営されたもので、四本殿すべてが国宝に指定されています。
住吉大社は、「初詣といえば住吉大社」と大阪の人が口を揃えるほど、初詣の定番スポットとして高い人気を誇っています。三が日の参詣者数は、なんと例年200万人以上!全国でも有数の初詣スポットなのです。
大晦日の夜には門前に人があふれ、0時ちょうどの太鼓が打ち鳴らされると、いっせいに参拝の拍手が鳴り響きます。一年の幸福を祈願する人々で賑わう境内は、まさに大阪の正月を象徴する風物詩といえるでしょう。
住吉大社の年末年始の開門時間は以下の通り。1月1日(土)~1月5日(水)は18:00閉門です。
・12月31日(日)22:00~1月1日(月)20:00まで
(※12月31日の17:00~22:00までは閉門)
・1月2日(火)・3日(水) 6:00~19:00、4日(木)・5日(金) 6:00~18:00
・1月6日(土)~通常通り 6:30~17:00(外周門は16:00閉門)
住吉大社の令和6年の年頭行事は以下のスケジュールで予定されています。
・1日(月)5:00~「若水の儀(わかみずのぎ)」
宮司が神井より汲み上げた若水を竹筒に入れ、神様にお供えします。無病息災を祈願し、邪気を追い払います。
・1日(月)6:00~「元旦祭(がんたんさい)」
初日の出の時刻に国の隆昌と国民の弥栄、五穀豊穣を祈ります。本殿だけでなく、境内にあるすべての社で斎行される神事です。
・3日(水)8:00~「元始祭(げんしさい)」
元始祭とは、年の初めに皇位の元始を祝う宮中三殿にて行なわれる天皇の親祭のこと。住吉大社をはじめ、全国の神社では国の隆昌と国民の繁栄を祈ります。
・4日(木)13:00~「踏歌神事(とうかしんじ)」
古くは朝廷で行なわれていた新年の行事で、特殊神事として住吉大社に伝わりました。梅の若枝を持った蛭子さんが「ふくろもち」と呼びかけると、小餅を袋に入れた大黒さんが「おおともよ」と応え、互いに歩み寄ります。大黒さんが神前にて小餅を献じ、最後に「万歳楽」を三声。神楽女が白拍子・熊野舞を舞い、一年の幸福を祈願します。
住吉大社では例年、1月1日(土)より2月4日(日)までは正月限定刺繍御朱印が授与されます。なお、正月限定刺繍御朱印は数量限定なので、ご注意ください。
ちなみに、普段もらえる書置きの御朱印は2月5日(月)より授与されます(御朱印帳への書き入れは2月5日~)。2月5日以降、正月限定刺繍御朱印が残っていれば、並行して授与されますので、欲しい御朱印を選んでいただきましょう。
・住所
大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
・車でのアクセス
(北方面から)北方面から阪神高速15号堺線に入り「玉出」出口下車直進。新回生橋交差点左折、塚西交差点を右折し、路面電車沿いを約3分。
(南方面から)阪神高速道路4号湾岸線「大浜」出口下車。26号線を北上し、浜口交差点で右折、長居公園通を東に直進、安立1交差点を左折し直進後、路面電車沿いに合流後すぐ。大型車は通行不可。
※正月期間は住吉大社周辺で交通規制が実施されます。ご参拝の際は公共交通機関をご利用ください。 住吉大社有料駐車場も12月31日(日)~1月5日(金)まで閉鎖されます。
・最寄駅からのアクセス
南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩約3分
南海高野線「住吉東駅」から西へ徒歩約5分
一年の幸せを願う初詣。長い歴史を持ち、たくさんの人が参拝に訪れる全国有数のパワースポット・住吉大社で祈願すれば、御利益がありそうですね。初詣は、ぜひ住吉大社へ足を運んでみてください。きっと幸先の良いスタートを切ることができるでしょう。
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