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岸城神社とは?見どころやアクセス情報まとめ

岸城神社とは?見どころやアクセス情報まとめ

  • 2023.12.26
  • 1

岸城神社とは?見どころやアクセス情報まとめ

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「岸城神社」は岸和田だんじり祭の聖地のひとつとして知られており、結婚・恋愛などの幅広い縁を結ぶ縁結びの神がまつられている神社です。この記事では、そんな岸城神社の見どころやアクセス情報などをご紹介します。

岸城神社とは

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岸城神社は、岸和田城天守閣の東側に位置する神社で、お城を守る鎮守神です。

 

もともとは、地元の農民たちが五穀豊穣を祈って神明社を築いたのがはじまりとされています。約650年前に京都の八坂神社から素戔鳴尊(すさのうのみこと)をお迎えしてからは「牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)」として信仰されてきました。

 

その後、明治維新で氏子の範囲が広がったことから「岸城神社」に改名されて現在に至っています。

岸和田だんじり祭

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岸城神社は岸和田だんじり祭りの聖地としても知られています。

岸和田だんじり祭りのルーツは今から約280年前に遡る1745(延享2)年、当時は城内にあった御宮と呼ばれていた岸和田の総鎮守社・岸城神社の夏祭りに、藩主に許されて献灯提灯を揚げたのが起源とされます。

 

当初は獅子舞や芸能などの神輿行事を行っていましたが、やがて大坂の夏祭りの影響を受け、太鼓台やだんじりが用いられるようになりました。その初期には夏祭りと秋祭りにさまざまな地車が曳かれていましたが、文化文政時代(1804年〜1829年)には、秋祭りが主となり、現在に近い岸和田独特のだんじりが曳行されていたと考えられています。

 

猛スピードで駆け抜ける重さ4トン以上のだんじりが、勢いよく直角に曲がる「やりまわし」は、だんじり祭りの大きな見どころです。

岸城神社で縁結び

岸和田城は本丸と二の丸を重ねた形が、機(はた)のたて糸を巻く「ちきり」と呼ばれる器具に似ていることから、古くは「千亀利(ちきり)城」と呼ばれ親しまれていました。

現在では、その呼び名にちなみ縁結びの神様「ちぎりの神」として、多くの方がお参りに訪れています。

ご縁を結ぶちぎりの糸

恋愛のご縁をお祈りする方は、紅白2本の糸「ちぎりの糸」を受けて納所に結びましょう。無事、ご縁に恵まれたら永遠のちぎりを願って男性は紅色の、女性は白色の「契り御守」を持つとよいそうです。

岸城神社の見どころ

社殿前には、関西では珍しい備前焼の狛犬が鎮座しています。また、手水舎には岸和田城の呼び名「千亀利(ちきり)城」にちなんだ亀の像があります。

神職の方にお声がけすれば、ミニだんじりを見ることができるほか、絵画教室の子供によって描かれた大絵馬も見どころです。

岸城神社へのアクセス

住所:

大阪府岸和田市岸城町11-30

 

電車でのアクセス(おでかけは電車がおすすめ!):

南海本線「蛸地蔵駅」から徒歩約5分

南海本線「岸和田駅」から徒歩約7~8分

 

車でのアクセス:

阪神高速湾岸線「岸和田南インターチェンジ」から約5分

 

駐車場情報:

10台あり

岸城神社で岸和田の歴史と文化を感じよう!

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今回は岸城神社についてご紹介しました。神社の周辺には岸和田の歴史文化を感じられるスポットがあり、散歩にもぴったりです。神社でお守りを授かりたい方や、ご祈祷を受けたい方は、事前に受付時間などを確認してスムーズに参拝できるように準備をしておきましょう。

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