「一山境内地」と称される高野山には、参拝中に一休みできるカフェがたくさんあります。

それでは、高野山のカフェを5つご紹介しましょう。

奥之院の入り口・一の橋から近く、恵光院の斜向かいに位置する「光海珈琲」は、北海道函館市出身のオーナーが2014年にオープンした古民家カフェ。

20席ほどの店内には太陽の光が差し込み、とても明るい印象で、ほっこりと落ち着けます。

コーヒーはオリジナル焙煎。たまごの黄身が入った珍しい「光海たまごコーヒー」は香ばしさの中にまろやかな風味が広がります。

野菜をふんだんに使ったヘルシーで辛すぎない「精進カレー」をはじめ、オムライスやサンドイッチなどランチメニューも充実しています。

光海珈琲

住所：和歌山県伊都郡高野町高野山571

営業時間：9:00～17:00　※日によって変更する可能性あり

定休日：不定休

JBAバリスタのマスターが淹れる本格的なコーヒーやカプチーノが自慢の「天然石工房＆カフェ 心星」。

早朝から営業しているので、高野山に宿泊した翌朝に各種トーストや小倉ホットサンド、サンドイッチなどのモーニングをいただくのもおすすめです。

なお、バリスタのマスターは鉱物鑑定士でもあり、パワーストーン選びもアドバイスしてくれます。

高野山のエネルギーを感じられる天然石を使用したブレスレットやアクセサリーも販売していて、制作体験もできるそう。

占いも受けられるので、運勢を知りたい方は足を運んでみてください。

天然石工房＆カフェ 心星

住所：和歌山県伊都郡高野町高野山809 ウエストサイド1F

営業時間：8:30～18:00

定休日：水曜日

高野山駅のすぐ隣、ケーブル乗り場の近くのロケーションが嬉しい「高野茶屋 和久」。

窓からはドリンク片手に高野山のおおらかな風景を眺めることができ、ケーブルカーの待ち時間が苦になりません。

うどんやそばなどのメニューが揃っているので、参拝や観光前の腹ごしらえにもぴったりです。

おすすめは「胡麻豆腐うどん」。山菜うどんに胡麻豆腐が入っているのは高野山ならではです。身体の内側から暖まるはず。

店内にはお土産屋も併設されているので、帰りに寄ってみるのも良いでしょう。

高野茶屋 和久

住所：和歌山県伊都郡高野町高野山4-2

営業時間：9:00～16:00

定休日：不定休

金剛峯寺の目前にある「西利」は、古美術店を改装した素敵なカフェ。

金剛峯寺を参拝した後、奥之院に向かう途中などで休憩できるため、観光には最適な立地です。

高野山でも有名なお店「角濱」のごまどうふや、しっとりとした食感の精進料理デザート「生麩まんじゅう」、ほんのりと塩味の効いた甘さ控えめの餡がクセになる名物の「焼き餅」など、絶品メニューがずらり。高野豆腐入りのうどんや豆腐やキノコ類などで仕上げた精進カレーなども提供されているので、ランチ利用もできます。

コーヒーやお茶を飲みながら、おいしく糖分を補給しましょう。

西利

住所：和歌山県伊都郡高野町高野山784

営業時間：9:00～16:15

定休日：木曜日（祝日の場合は営業）

お土産屋が軒を連ねる参道にある「梵恩舎」は、世界を旅してきたマスターが開いたカフェ。

なんと「日・英・中・仏・伊の5か国語」を話せるそうです。古民家風の佇まいが印象的な店内にはギャラリースペースが設けられ、高野山を拠点に活動する陶芸家の陶芸作品が展示・販売されています。「インターナショナルカフェ」と銘打っているだけに異国情緒が漂う小洒落た雰囲気です。

完全無添加で手作りの豆腐のチーズケーキや特製チョコレートケーキは素朴な優しい味わい。日替わりのランチプレートには肉を一切使用せず、玄米や豆を中心に作られているので、ベジタリアンにも安心です。

外国人観光客が多く集まるカフェなので、高野山でのんびりと国際交流ができちゃいます。

梵恩舎（BON ON ShyA）

住所：和歌山県伊都郡高野町730

営業時間：7:00～日没まで

定休日：月・火曜日、不定休

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高野山といえば精進料理のイメージが強いですが、実はカフェや喫茶店がたくさんあります。

広大な高野山を参拝するなら、ほっと一息つく時間が欠かせません。荘厳な空気の中でいただく1杯は、きっと格別です。

高野山を訪れた際は、お気に入りのカフェを見つけてみてくださいね。