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くるみ餅の元祖『かん袋』の魅力をご紹介!その美味しさを徹底解説

くるみ餅の元祖『かん袋』の魅力をご紹介!その美味しさを徹底解説

  • 2024.09.27
  • 7

くるみ餅の元祖『かん袋』の魅力をご紹介!その美味しさを徹底解説

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「かん袋」は堺市にある老舗和菓子店です。本記事では、名物「くるみ餅」の由来や「氷くるみ餅」についてご紹介します。最後にアクセス情報もまとめているのでお出かけの参考にしてみてください。

かん袋とは?

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「かん袋」は、堺名物として知られる和菓子「くるみ餅」の元祖といわれるお店です。鎌倉時代の1329年(元徳元年)に和泉屋徳兵衛が「和泉屋」という餅屋を開いたのがはじまりで、約700年の歴史を誇ります。

 

「かん袋」の屋号を名付けたのは、なんと豊臣秀吉。大阪城の築城時、秀吉は堺の商人に多額の寄付金を募ったそう。当時の「和泉屋」の店主である徳左衛門をはじめ、寄付をした商人は、その返礼として建設中の大阪城に招待されました。

 

天守閣の瓦葺き(かわらぶき)が進む大阪城で、瓦を職人が一枚ずつ運んでいるのを見た徳左衛門。「これではいつ完成するかわからない」と作業を手伝うことを決めるのですが、餅づくりで鍛えた腕力を活かして軽々と瓦を投げ渡す様子に人々は度肝を抜かれます。秀吉も「まるでかん袋(紙袋)が舞うようだ」とその力強さを称え、「かん袋と名付けよ」と命じたことから「かん袋」という屋号になったそうです。

絶品のくるみ餅が自慢

名物の「くるみ餅」は、うぐいす色の餡とお餅の組み合わせが絶妙な一品。モチモチのお餅にまったりとした餡を絡めながらいただきます。

暑い日には氷くるみ餅を

かき氷をかけた「氷くるみ餅」も、年中販売されているかん袋の人気商品です。明治時代の発売当時は、夏になると涼を求めて多くの人がお店に足を運んだのだとか。レトロな壺入りバージョンなど、さまざまな容器やサイズの商品が用意されており、手土産としてもおすすめです。

くるみ餅の由来

室町時代の中頃、堺は明(当時の中国)との勘合貿易を行う港として栄えていました。この時代に、かん袋の五代目主人である和泉屋忠兵衛が、餡をかけたお餅を売りはじめたのがくるみ餅の原型と伝えられています。その後、ルソン(現在のフィリピン)から砂糖が輸入されるようになると、甘味が加えられて現在のくるみ餅ができあがりました。ちなみに、クルミが使われているのではなく、餡でお餅を「くるむ」からくるみ餅と名づけられたそう。

かん袋の基本情報

住所:大阪府堺市堺区新在家町東1-2-1

営業時間:10:00~17:00(売切れ次第終了)

定休日:火、水曜(祝日の場合は営業)

 

アクセス情報

電車でのアクセス(おでかけは電車がおすすめ!):

高野線「堺東」駅から南海バス「寺地町」下車徒歩約3分

阪堺線「寺地町」電停下車徒歩約3分

 

車でのアクセス:

阪神高速15号堺線「堺出入口」から約2分

 

駐車場情報:

【タイムズ堺かん袋(普通車30台)】

年中無休(24時間営業)

終日 30分/200円

平日:最大料金700円(8:00~19:00)/300円(19:00~翌8:00)

土日祝:最大料金300円(19:00~8:00)

※かん袋に来店された方は入庫後60分無料

堺の名店で伝統の味を楽しもう!

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今回は、堺市にある和菓子店「かん袋」についてご紹介しました。鎌倉時代から約700年の歴史を誇り、多くの人々から愛される「くるみ餅」。伝統の味をみなさんもぜひ味わってみてください。

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※ 掲載情報は施設・店舗の都合により変更する場合がございます。お出かけの際は施設・店舗へご確認の上お出かけいただきますようお願いいたします。

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