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高野山麓を巡ってお気に入りを探そう ージャパンコーヒーフェスティバル2025秋の楽しみ方ー

高野山麓を巡ってお気に入りを探そう ージャパンコーヒーフェスティバル2025秋の楽しみ方ー

  • 2025.10.10
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高野山麓を巡ってお気に入りを探そう ージャパンコーヒーフェスティバル2025秋の楽しみ方ー

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10月8日、南海なんば駅2階中央改札前。通りがかるとふわりと香ってきたのは、淹れたてのコーヒーの香りでした。立ち止まった人の手には、小さな紙コップ。口に含むと「思った以上に本格的!」と笑顔がこぼれます。
この日行われていたのは、「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル2025秋」に向けた事前PRイベント。前売券の販売とともに試飲のコーヒーが飲み比べられるよう3種類ふるまわれ、都会の真ん中にひとときのカフェ空間が立ち上がりました。
(事前PRイベント開催日時:10月8日(水)・9日(木)15:00~20:00、11日(土)13:00~17:00)

目次

駅に広がった香りのサプライズ

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「ジャパンコーヒーフェスティバル」とは、関西を中心に全国各地で行われているコーヒーフェスティバル。それぞれの地元で愛されるお店などが出店し、コーヒーとともに地域の特色も楽しめるのが人気のイベントです。

今回のPRイベントでは、20251018日(土)、19日(日)に高野山のふもとで行われるフェス本番に向けて、「はじめの一歩」を気軽に楽しんでもらいたいと、実行委員会の中川さんと「高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル」の常連出店店舗である「Coffeeしらふじ」のオーナー・刀祢(とね)さんが淹れるコーヒーが無料でふるまわれました。立ちのぼる湯気やふくよかな香りに、多くの人が足を止めていきます。


「通りがかりに、いい香りにつられてブースに立ち寄りました。飲み比べをさせてもらい、味や香りの違いに驚きました。山の中で飲むコーヒーも絶対すてきですね!」

「コーヒーが、普段なかなか降りることのない駅を利用するきっかけになるのはおもしろいですね。天空も格好いいですし、電車に乗って景色とコーヒーを楽しみに行くのはいい休日になりそうです」

そんな声が飛び交い、通勤客や買い物客が自然と足を止める姿が印象的でした。中には、毎回のように足を運んでいるリピーターのファンも。「毎年、春と秋にイベントに参加しています。毎回違う人を誘っていて、コーヒーの好みを語り合ったり、地元の方が提供する地元のおいしいものを味わったりするのも楽しみの一つです」と笑顔で教えてくれました。


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出店者と実行委員会おすすめ!イベントの楽しみ方

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今回は各日16店舗、2日間で19店舗が出店します。関西圏以外から、石川県や香川県からの出店店舗もあるのだとか。実行委員会の中川さんにイベントの見どころを伺いました。「高野山を目指して利用される方は途中下車する機会もあまりないと思いますが、ぜひ見ていって!と思う、魅力あふれる駅ばかり。地元の人も歓迎ムードで、いろいろなおもてなしに触れる機会も。コーヒーを楽しむのはもちろん、地元の方の素朴な雰囲気や愛情も感じてほしいですね」


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また、イベントの出店者で、紀伊神谷駅にある「Coffeeしらふじ」のオーナー・刀祢さんはこう話します。「この地域で開催するイベントも今回で11回目。回数を重ねるにつれて、今年も来たよ!と言ってくれる人も増えています。各駅の雰囲気を楽しみながら、いろんなコーヒーと出会えるのが魅力です。今回は2025年度で引退する“天空へ感謝を伝える珈琲を”がテーマで、各店舗が天空をイメージしたコーヒーを提供します。私は普段、苦みのあるコーヒーを主に淹れているのですが、天空をイメージして、幸せを感じられる味にしたいと思い、試行錯誤したものを提供予定です。どんな味わいになっているか、お楽しみに。」


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また、前売券・当日券ともに、コーヒーチケットが3枚付いているのですが、うち1枚は特定の店舗名が書いてある「運命のコーヒーチケット」。気になっていたお店以外にも、偶然指定された場所に足を運んでゆったりとコーヒーとともにエリアを楽しんでほしいという思いが込められています。

本番は高野山のふもとで

フェスの本番は、1018日(土)・19日(日)の2日間。舞台は高野山のふもとです。山の空気や水に寄り添いながら、南海沿線をはじめ各地から集まったロースターやカフェが思い思いの一杯を提供。電車で移動し、店舗やエリア紹介の冊子を片手に山麓を歩きながら飲み比べ自分好みの味を見つけ出すスタイルで、ただのイベントではない「旅するコーヒー体験」が人気の理由です。

木漏れ日の下で味わう軽やかな酸味や、夕暮れの空気と一緒に楽しむ深いコク。同じ豆でも「ドリップする人それぞれで変わる味わいや、場所が変われば味わいも変わる」という発見が、このフェスならではの魅力です。「コーヒーを通して天空、高野線、地域の魅力に触れる、和やかな時間を過ごしてもらえたら」と中川さん。高野山のふもとで行われるフェス本番が、人と人、まちと山をつなぐ大切な場所であることを物語っていました。

 

南海なんば駅で偶然出会った一杯。その続きは、高野山のふもとで待っています。前売券を手にしたら、もう気分は旅の途中。お気に入りの一杯と、ちょっと特別な週末があなたを待っています。


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ジャパンコーヒーフェスティバル2025

開催日20251018日(土)・19日(日)

TEL 080-3300-6410(日本コーヒーフェスティバル実行委員会)

開催時間 10:0017:009:30受付開始)

料金:前売チケット:1,800円、当日チケット:2,000

         追加チケット:1,200円 前売券/当日券をご購入された方を対象に追加券を販売します。

       【内容】

         コーヒーチケット3枚(うち1枚が「運命のコーヒーチケット」)

         特製パンフレット

         物販補助券(100円分)

アクセス:九度山駅で受付(なんば駅より急行で約65分)

公式サイト高野山とふもと ジャパンコーヒーフェスティバル 2025 秋

Instagramジャパンコーヒーフェスティバル実行委員会

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※ 掲載情報は施設・店舗の都合により変更する場合がございます。お出かけの際は施設・店舗へご確認の上お出かけいただきますようお願いいたします。

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