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特に「ダイヤモンドトレイル」と「高野山へ通じる参詣道」は
健脚者向きのベテランハイカーからカメラ片手に風景を楽しむ人や子連れの家族まで
幅広い層から自然を体感できるスポットとして年中通して人気を集めています。
奈良県の屯鶴峯から二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山を通って大阪府和泉市の槇尾山へと至る約45kmの自然歩道で、関西を代表する縦走路のひとつです。
その名は金剛石(ダイヤモンド)に由来し、登山ファンやトレラン愛好者には「ダイトレ」と親しまれています。
春は可憐な山野草、夏は緑の涼風、秋の紅葉、冬のきらめく樹氷。一年中通して自然をからだいっぱい感じて、たっぷり森林浴。山頂からの眺望も楽しめます。
大阪平野を見下ろし、遠くに六甲山系を眺めながら稜線を歩くコース。花ススキが風にそよぐ頂上からは圧巻のパノラマビュー。
静寂、祈り、そして光。空海をはじめ先人たちはこの先の聖域に何を見たのだろう。
1200年間、歩みを止めない道が今も残る世界文化遺産を踏みしめ高野山をめざします。
180基の道しるべをたどって、眺望も楽しめます。慈尊院から壇上伽藍の大塔まで約22kmの道のりをいにしえから多くの人々が聖域へと導いてきました。
山麓の宿場町・橋本から高野山へと通じる。いにしえの道の原型が多く遺されており沿道の各集落や集落跡、随所に見られる祠や石仏等は古い歴史が偲ばれ、多くの魅力を秘めたコースです。
学文路駅からの宿場跡をたどり不動坂口女人堂へ至る。京大坂道は平安時代中期頃から高野参詣道として京・大坂から高野山に至る最も便利で安全な道で多くの参詣者で賑わったと伝えられています。