土木遺産に認定された 南海高野線の暗渠めぐり
【暗渠】とは . . .
大阪狭山市には、明治時代に建設された「暗渠(あんきょ)」が、狭山駅から大阪狭山市駅の区間に7ヶ所も残っています。この7つの暗渠は、明治31年(1898)の鉄道開通の際、狭山池からの農業用水を通す水路・通路として造られました。また、2020年に「大阪狭山市域の南海電鉄練瓦造暗渠群」が「土木学会奨土木遺産」に認定されました。
春には、築堤に咲く桜とともに、練瓦造暗渠群の上を走る電車の風景を撮影する鉄道ファンも多く、撮影スポットとなっています。