富田林市にある錦織公園は、起伏に富んだ羽曳野丘陵の地形をそのまま生かして整備した自然公園です。広大な園内には「梅の里」「河内の里」といった施設が点在し、四季折々の草花が鮮やかに彩っています。

子どもたちが遊べる楽しい施設が豊富に揃っているのも錦織公園の特徴です。

錦織公園の北側に位置する「水辺の里」には、小さい子ども向けの大型遊具が3つあります。

ぼうけんとりで

「ぼうけんとりで」は、まるで迷路のような遊具。カタカタと音を立てて揺れる橋やキノコをイメージしたステップ、くねくねと蛇行するトンネルなど、冒険心をくすぐる仕掛けがいっぱいなので、年齢に応じた遊び方ができます。一緒にかくれんぼをしてあげるのも良いでしょう。

転んでもケガをしないように地面がふわふわになっているため、歩き始めの子どもも安心して遊ばせられます。

滑り台も小さめなので、公園デビューとしてもおすすめです。

ちゃぷちゃぷダンスコンビネーション

水辺の生きものをモチーフにしたポップなデザインが特徴的な「ちゃぷちゃぷダンスコンビネーション」。

トンネルの中を回転しながら滑り降りるスライダーをはじめ、三連式のトリプルレーサースライダー、スピードの強弱が楽しめる波打つ形状のスライダーなど、3種類の滑り台が設置されています。

その他、ウォールクライムやひと捻り加えたハシゴもあり、身体を思う存分に使って遊べる遊具です。

大型滑り台

水辺の里にある「大型滑り台」は、子どもに大人気のローラー滑り台。目印となるかわいいカエルに子どもたちの心も踊ります。

錦織公園の西側には「やんちゃの里」があり、水辺の里と比べて少し大きい子どもが楽しめる遊具が揃っています。

やんちゃ砦

「やんちゃ砦」は、山の斜面に複数のデッキを連結した大型遊具です。

ロープやグリップなどを使って斜面を登り、リングやチューブのトンネルをくぐり抜けて森の中を進むと、冒険さながらのおもしろさを味わえます。

砦の先にはチューブ型とオープン型のスライダーがあり、滑ればゴール。森と一体化した「やんちゃ砦」はアスレチック要素満点です。

ちびっこ砦

「ちびっこ砦」は、中心に建つらせんタワーにローラー滑り台やワイド滑り台などを組み合わせた複合遊具です。

大人の身長よりも高い位置に張り巡らされたリングネットは、地面が透けて見えるため、スリリング。

ゆらゆら揺れる吊り橋ゾーンもあり、全身を使って遊べます。

メタル砦

山のくぼみに設けられた「メタル砦」は、秘密基地のような雰囲気を持つ複合遊具。ウェイブスライダーやチェーンブリッジ、トラックライドなどで遊べます。

滑り台

やんちゃの里の山の斜面には、さまざまなタイプの滑り台があります。幅広な人造石で作られた滑り台や全長34mのくねくね滑り台、高低差を控えめにしたちびっこ滑り台などがずらり。

着地面は砂場になっているので、転んでも安心です。

ターザンロープ

長さ20mにおよぶターザンロープは、助走をつけて思いっきりジャンプすると、侮れないスピードに。まずはロープにぶら下がることから始め、徐々に距離を伸ばしたりスピードを上げたりしましょう。

錦織公園は子どもたちが遊べる遊具が豊富ですが、山野草や野鳥、昆虫といった自然観察も楽しめます。

「河内の里」では、懐かしい昔ながらの農村風景を再現。木造平屋建の「里の家」の周りに茶畑、水田、水車小屋などが並びます。

また、公園の南入口近くにある「パークセンター」では、河内の文化や歴史、自然を学ぶことができます。

約300本の梅が植えられた「梅の里」や花見スポットの「桜木の里」も、春には見どころのスポットです。

・住所：

大阪府富田林市錦織1560

・電車でのアクセス（おでかけは電車がおすすめ！）：

高野線「金剛」駅から徒歩約30分

高野線「滝谷」駅から徒歩約20分

・車でのアクセス：

阪和道「美原北IC」から国道309・170号経由10km約20分

・駐車場情報：

利用時間：9:00～17:00（入庫16:30まで）

駐車台数：718台（臨時駐車場を含む）

駐車料金：普通車 平日無料、土日祝640円

※臨時駐車場あり

今回は、錦織公園の遊びどころや見どころ、アクセス情報をご紹介しました。自然豊かな環境で、子どもたちが元気いっぱいに遊べるのが錦織公園の魅力です。ぜひ、次の休日は家族で錦織公園にお出かけしてみてください。