金剛山おすすめハイキング・登山コース(家族向け・中級)
快適かつ安全に登山を楽しむには必要な物がいくつかあります。今回は、登山に必須の持ち物を53種類ご紹介。山ご飯やテント泊に便利な持ち物もまとめましたので、日帰り登山から宿泊を伴う登山まで、幅広く参考にしてください。
まずは、どのような登山であっても最低限必須の持ち物をご紹介します。
・日焼け止め:山の上は想像以上に日差しが強い傾向にあるため、紫外線対策は必須。特に暑い季節は日焼け止めを小まめに塗りましょう。
・ビニール袋:登山中に出たゴミはビニール袋に入れて持ち帰るようにしましょう。
・健康保険証のコピー:突然の体調不良やケガに備え、健康保険証のコピーがあると安心です。
・非常食:万が一、遭難したときのために日持ちが良くカロリーが高いものを非常食として準備しておきましょう。
・行動食:登山中のエネルギー補給に行動食は欠かせません。お菓子などの糖分の高いものがおすすめ。
・薬:ケガや体調不良に対処できるよう、バンソウコウや消毒液、鎮痛剤や解熱剤は用意しておきましょう。
・ティッシュペーパー:何かと使えるティッシュペーパーは多めに持って行きましょう。ウェットティッシュやトイレットペーパーでもOKです。
・タオル:汗を拭く以外にも救急用や日焼け止め対策として役立ちます。
・ライター:ライターがあれば万が一のときに火を起して暖を取ることができます。BICなどの着火石点火式が良いでしょう。ただし、山火事にはくれぐれもご注意ください。
・筆記用具:地図に線を引いたり、登山記録を残したり、登山の際には筆記用具を使うシーンが意外と少なくありません。山によっては登山届を記入の際に必要なケースも。
・エマージェンシーシート:エマージェンシーシートとは、緊急時に使用できるブランケット。保温断熱素材のため、体温を維持できます。
・携帯電話:万が一の際にも連絡を取れるよう、携帯電話は必ず持って行ってください。念のため、GPSの地図アプリをインストールしておくと良いでしょう。
・腕時計:定期的に時間を確認しながら登山するようにしましょう。防水機能のある腕時計がおすすめです。
・登山用地図:携帯電話のアプリでも確認できますが、広範囲にわたって細かく書かれている登山用地図は「大きく見やすい」というメリットがあります。携帯電話の充電切れも考慮し、紙の登山用地図を用意しておきましょう。
・コンパス:道に迷ったり、進む道に悩んだりしても、コンパスがあれば心強いもの。こちらも携帯電話のアプリにありますが、充電切れを考慮して用意しておくと良いでしょう。
・水筒:登山中は水分補給を忘れずに。水とスポーツドリンクなどを分けて持って行くのが理想。水は傷口の洗浄や調理にも使えます。水筒ではなく、ペットボトルでも構いません。
・ザック:登山では、両手が自由に使えるザックが必須のアイテム。日帰り登山なら30リットルほどのサイズを選ぶと良いでしょう。
・レインウェア:山の天気は移ろいやすいもの。平地では晴れていても、登山中に雨が降るかもしれません。雨で身体が濡れると、一気に体温が下がって体調不良やケガの原因に。レインウェアは常備しておきましょう。
・登山靴:登山で歩くのは舗装された道だけではありません。簡単な山歩きならスニーカーでも問題ないですが、できれば登山靴を用意しましょう。防水性がある登山靴なら、なお良しです。
・登山計画書:原本は持ち歩き、登山前にはコピーを家族などに渡しておきましょう。万が一の事故や遭難が起きたとき、この登山計画書をもとに捜索が行われます。
・モバイルバッテリー:携帯電話が充電切れで使えなくなると何かと困ります。携帯電話とセットで持って行きましょう。
・お金:ご飯を食べたり飲み物を買ったりすることもあるでしょう。登山にもいくらかお金は必要です。
次に、登山にあると便利な持ち物を見ていきましょう。
・小物入れ:ザックとは別にウエストポーチなどの小物入れを用意し、日焼け止めや行動食、登山用地図を入れておけば、サッと取り出せて便利です。
・携帯灰皿:タバコを吸う人は必須。山に吸い殻を捨てるのは厳禁です。
・ウェットティッシュ:ティッシュペーパーと同じく何かと使えます。
・サングラス:雪渓や高山歩きには必須。強い日差しから目を守りましょう。
・軽アイゼン:コースに雪渓がある場合には軽アイゼンがあると安全です。軽アイゼンは4~6本爪のものを選ぶと良いでしょう。
・折り畳み傘:長い林道歩きやバス停での待ち時間に雨が降ったときに役立ちます。
・ナイフ:袋を開けるときなどにも助かるナイフは、非常用として持っていたいアイテムです。
・トレッキングポール:4点歩行で身体を安定させてくれるトレッキングポールがあれば、体力の消耗を防いでくれます。
・ゲーター:ゲーターとは、パンツの裾部分と靴の境目を覆ってくれるアイテムのこと。「スパッツ」とも呼ばれます。小石や泥、雨などの侵入を防いでくれるため、雨上がりの晴天時にも重宝します。
・携帯トイレ:登山中、いつも近くにトイレがあるとは限りません。環境保護のためにも携帯トイレを使用しましょう。
・虫除け:樹林帯を歩くときには必須。虫に嚙まれたり刺されたりしないように予防しましょう。
・トイレットペーパー:ティッシュペーパーやウェットティッシュと同様、何かと使えます。芯を抜いたトイレットペッパーだと、より便利です。
・レジャーシート:休憩したいとき、レジャーシートを敷けば、ウェアやザックを汚さずに座れます。
・カメラ:目の前に大自然が広がるのは登山の醍醐味。写真を撮って思い出に残しましょう。
・カイロ:気温が急激に下がったときはカイロで身体を暖めましょう。
続いて、登山の楽しみのひとつ「山ご飯」に必要な持ち物をご紹介します。
・ガスバーナー:火を使って調理したり、お湯を沸かしたりするのに必須。
・燃料:ガスバーナーに装着するガス缶など、燃料は忘れずに。登山前に残量を確認しておきましょう。
・クッカー:クッカーとは、アウトドアに適した鍋や食器セットのこと。クッカーがあれば、快適に山ご飯を堪能できます。
・カトラリー:箸やスプーン、フォークの総称。アウトドア専用のカトラリーがあれば便利です。
・軍手:火を起こしたり、熱い鍋を持ち運んだりするのに軍手は必須。綿100%のものを選ぶと良いでしょう。
・鍋:鍋があれば、お湯を沸かすのはもちろん、お皿の代用など、さまざまな使い方ができます。
・フリーズドライ食:お湯を注ぐだけで温かい料理が完成。山ご飯初心者はフリーズドライから始めてみましょう。
・マグカップ:割れにくいプラスチックやシリコン製のマグカップが良いでしょう。登山中に飲むコーヒーは格別です。
最後に、テント泊に必要な持ち物を見ていきましょう。
・テント:登山には山岳用の軽量テントを選びましょう。キャンプ用より小型で軽量です。
・シュラフ:シュラフがあれば、暖かい状態で寝ることができます。予算に余裕があれば、保温に優れたダウンのシュラフを用意しましょう。
・シュラフカバー:シュラフカバーがあれば、シュラフの保温力や防水力がアップします。
・枕:携帯枕があれば、ぐっすり眠れます。登山には軽さとコンパクトさに優れた「エアータイプ」がおすすめです。
・テントシューズ:登山靴は脱ぎ履きが面倒ですが、テントシューズがあればトイレなどでテントの外に出る際にもスムーズです。
・ストーブ:ストーブがあれば寒い季節も快適に過ごせます。
・インサレーション:インサレーションとは、体温を確保するためのウェア。山の寒さに備えましょう。
・ランタン:テントで吊るせば、全体を明るく照らしてくれます。
・金槌:テントを立てる際、ペグを打つときに使用します。
金剛山は大阪と奈良の間にある日本二百名山のひとつで、四季折々の美しい自然の景観が魅力的。大阪市内からアクセスしやすい立地にもかかわらず、標高は1,125mと本格的な登山を楽しめ、2020年には日本山岳遺産にも登録されています。 金剛山には複数のルートがあり、それぞれ特徴や難易度が異なるため自分のレベルに合わせてルートを選べます。
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山頂一帯に全国的にも数少ない花ススキの草原が8ヘクタールも広がる岩湧山。雄大な広さで人気なスポットです。花ススキの見頃は秋で、例年10月に入ると花ススキを楽しみに多くの登山客が登っています。
岩湧山の標高は897mですが、標高300mほどの滝畑ダム付近にある登山口からだと比較的楽に山頂広場に登れるでしょう。
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「紀伊山地の霊場と参詣道」として熊野三山と吉野・大峯とともに世界文化遺産に登録され、世界的に名高い和歌山県高野山。高野山は、平安時代のはじめに真言宗の宗祖である空海(弘法大師)によって修禅の道場として開かれました。
高野山麓の九度山から金剛峯寺の根本大塔へと通じる「町石道」や高野七口の中でも最も歩きやすいルートと言われる「京大坂道」、山麓の宿場町・橋本から高野山へと通じる「黒河道(くろこみち)」など、趣の異なる複数のルートがあります。
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登山を快適に楽しめるかどうかは、事前準備が鍵を握っていると言っても過言ではありません。今回ご紹介した持ち物リストを参考に準備を進めましょう。チェックシートを作って確認しながら荷物を詰めれば、忘れ物防止につながります。持ち物を万全にして、登山を楽しみましょう。